【Bグループ】フランス大苦戦、韓国とデンマークは引き分ける

◆ブラジル　19（7−10、12−9）19　フランス

残り2分17−17から、フランスはセンター・ザアディで1点勝ち越すが、直後にヌゼ・ミンコが３度目の退場で失格に。ブラジルはデ・カストロの7mTで追いつく。フランスは左腕ラクラベルのミドルで再びリードを奪うも、残り40秒でブラジルの大砲アモリムを守り切れず、同点で試合終了。GKレノーが阻止率43％でも勝てなかった。

◆ドイツ　34（16−4、18−4）8　オーストラリア

日本の池渕＆檜﨑ペアが吹いた試合は、ドイツが力の差を見せつけた。開始10分で5−0とし、21分からハーフタイムをはさんでの12連続得点で勝負を決めた。オーストラリアは大型エース・ポトツキが封じられて苦戦。GKヴェルネーがノーマークを防いで盛り上がる以外は、ほとんど見せ場を作れなかった。

◆韓国　26（13−10、13−16）26　デンマーク

前日、ディフェンディングチャンピオン・フランスを破った韓国が、この日も足をよく動かしたDFと多彩なOFで前半はデンマークを圧倒。しかし、後半はエース柳殷僖と大型ポスト姜恩恵のラインを厚く守り、そこから韓国のペースを崩していく。後半11分にセンター・グリゲルのゴールで17−16と逆転に成功し、以降は韓国が追いかける展開になり、体力的にも落ちてきたかに見えたが、そこから盛り返した韓国は、試合終了間際に柳が決めて26−26。

元イズミメイプルレッズ、飛騨高山ブラックブルズ岐阜の韓国・李美京は果敢な突破から4得点をあげた

さらに残り30秒で韓国が攻め込み、最終プレーで沈解寅が再逆転ゴールをねじ込んだが、直前にスカイプレー崩れで別の選手がライン内に飛び込んでおり、ノーゴールとなった。それでも韓国はフランス、デンマークとの2試合を1勝1分で乗り切った。

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