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井 薫(いい・かおる)


いい・かおる

日本の代表的な女子トップゾーンの指導者。中央大学卒業と同時に1960年郷里・熊本県に発足した実業団・大洋デパートの監督に迎えられたあと立石電機(現・オムロン)監督。日本代表監督としてモントリオール・オリンピック(76年)にチームを導いたほか、73、75、86年の世界女子選手権日本代表監督。現在は熊本県体育協会副会長。2001年に著した「光と影」(博文舎・刊)はハンドボールを通じて見た旧ユーゴスラビアの民族模様と平和の素晴らしさを説いた内容で好評を得た。08年4月から熊本県サッカー協会会長をつとめていた。1938年5月熊本生まれ。