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韓国(大韓民国)


かんこく だいかんみんこく

1988年ソウル・オリンピック女子で世界を驚かせる金メダル、その勢いを92年バルセロナ・オリンピックと95年第2回世界女子選手権優勝という快挙につなげ、ヨーロッパのスポーツにとどまっていたハンドボールをグローバルな声価へ高めたのは特筆してあまりある。
芽生えは1936年、日本に留学していた韓国人学生によってこのスポーツが持ち帰られ41年の「第17回朝鮮神宮体育大会」で採用(一般男子、中学女子)された時にあるとされる。現在の協会の前身となる「朝鮮送球協会」は40年に設立されている。
戦後、50年代後半に“復活”が成り、60年国際ハンドボール連盟の正式加盟国となった。その翌年、初の7人制が実施され、学生界、高校界での日本との交流を積極化、オリンピックアジア大会での実施に刺激され、トップレベル強化への体制を着々と整えた。81年名古屋を制してソウルでのオリンピック開催が決定したことで、いっそうムードが高まり84年ロサンゼルス・オリンピックでの女子銀メダルが“世界への自信”を一気に高めた。ソウル・オリンピック(88年)のほか、86、02年にアジア大会、90年に世界女子選手権を85年、10年に世界女子ジュニア選手権を主管している。
男子の姜在源、趙致考、尹京信(15年2月、韓国男子代表監督に就任)、白元●(=吉が2つ)、女子の金賢美、林五卿、呉成玉ら20世紀を代表する世界的名選手を生んでいるのも鮮やかだ。球界全般の国際的行動力もたくましい。アジアでは男子がアジア大会5回、アジア選手権6回、女子がアジア大会5回、アジア選手権8回の優勝を飾っている。04年アテネ・オリンピックアジア女子予選で敗れながら、そのあと世界選手権で復活、本大会では銀メダルを獲得、08年の北京オリンピックでの女子も予選で国際的な混乱にあいながら最終的に出場権を手にし、銅メダルを獲得するなど勝負への執着心は鮮やかなものがある。