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関東学生リーグ


かんとうがくせいりーぐ

第2次大戦前、1938年春に始まった「東京大学学生リーグ」の歴史を引き継いで1946年1月、関東学生ハンドボール連盟の名称で“復活”が決定、同年6月春季リーグを行なった。46年秋、「戦前6大学」以来久々の加盟校として中央大学が参加。51年春から2部制が定着、各校の充実した陣容で国内のトップゾーンを形成、発展期を迎えたが、54年、56年2度の分裂騒動など波乱も生じた。早稲田大学が各シーズン上位の常連校として実力を発揮、日本体育大学立教大学が追った。50年代終盤から芝浦工業大学、70年代に中央大学が台頭、新しい時代へ進んだ。オリンピック復活で各大学の意欲も高まったが、実業団の本格化で、しだいに国内最上位における勢いは乏しくなり、「学生界」の制覇を目標にすることで伝統の大看板を守り続けている。46年秋に女子リーグが行なわれ、49~61年まで中断のあと再開、現在に至っている。
◆1938年の「東京大学学生リーグ」から2014年秋季までの優勝校と通算優勝回数
【男子】日本体育大45回、早稲田大29回、芝浦工業大16回、筑波大(文理科大・東京教育大)18回、中央大14回、日本大11回、立教大10回、慶應義塾大5回、明治大3回、国士舘大2回、法政大1回。(注)3校同率2回、2校同率1回の優勝があるためシーズン数(149)と優勝回数の合計数(154)が異なる。【女子】日本体育大49回、東京女子体育大35回、筑波大学28回、東京学芸大1回、東京第一師範1回、埼玉師範1回、東海大1回。(注)3校同率1回、2校同率2回の優勝があるためシーズン数(112)と優勝回数の合計数(116)が異なる。
【2014年秋季の加盟校】男子1部10校、2部9校、3部8校、4部8校、5部8校、6部8校、7部13校。ほかにも不参加校15校。
女子1部8校、2部14校(ほかに2校合同2チーム)。