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熊本世界男子選手権


くまもとせかいだんしせんしゅけん

正式大会名は第15回世界男子選手権。97年5月17日から6月1日まで熊本市パークドーム、熊本市総合体育館、八代市総合体育館、山鹿市総合体育館を会場に世界24ヵ国を集めて開かれた。
90年代に入ってすぐ熊本県当局に世界的スポーツイベント誘致の動きがあり、95年から2年おき開催となるハンドボールに着目、94年9月の第25回国際ハンドボール連盟総会(オランダ)で、対立候補エジプトを圧倒し、ヨーロッパ地域外で史上初の開催(当時)が決定した。大会は県・市一体の展開で空前の盛況となり、全期間を通じてののべ観客数は288955人(全80試合)、事業予算約24億6600万円という史上特筆すべきスーパーイベントとなった。優勝ロシア、2位スウェーデン、3位フランス。日本はベスト16の決勝トーナメントへ進出したが15位。最優秀選手タラント・ドイシェバエフ(スペイン)、得点王・尹京信韓国、62点)。