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明治神宮競技大会(明治神宮体育大会)


めいじじんぐうきょうぎたいかい たいいいくたいかい

日本政府の主催で1924年から43年まで東京・明治神宮外苑の競技施設(注・現在の国立競技場など)を会場に毎年あるいは1年おきに開かれた総合競技会。ハンドボールは日本ハンドボール協会設立(38年2月)に先がけて、37年11月第9回大会に陸上競技の1種目で参加、この競技を第1回全日本選手権とした。39年の第10回大会での東京学生リーグ紅白戦を経て、40年の第11回大会は初の女子全日本選手権と中学男子の部などを加えて行なわれたが、そのあと3大会は実施されなかった。
大会の正式名称は26年から明治神宮体育大会、39年から明治神宮国民体育大会、42年から明治神宮国民錬成大会と変わった。第11回大会の中学の部には新京商業(関東州)が参加するなど、参加資格は日本全域にわたっていた。40年代に入って、朝鮮神宮体育大会でもハンドボールは採用されている。