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「むささび」シュート


むささびしゅーと

全日本代表・野田清ミュンヘンオリンピック代表)が、立教大学時代から研究し実戦に持ちこんだサイドからのアクロバティックシュート。ゴールエリア上の空間にボールを持って頭部を下に逆立ちするような姿勢で飛びこみ、放つシュート。69年の全日本ヨーロッパ遠征で国際的な注目を浴び「ノダ・シュート」と名付けられ、その後、71年日本でのスウェーデン招待シリーズで日本のマスコミが「むささびシュート」と呼んで一般化した。日本スポーツ史上でも記憶にとどめられる攻撃技術。現在ではオーストリアのラウル・サントスがこのテクニックを見せる。「むささび」はリス科の哺乳動物。木から木へ飛び移る空間のさまが野田選手のシュートのイメージに重なった。