rss
  • Home  »   » 
    • 第42回JHLレギュラーシーズン結果 大崎、北國が1位でPOへ | ハンドボール界唯一の月刊専門情報誌『スポーツイベント・ハンドボール』
News

第42回JHLレギュラーシーズン結果  大崎、北國が1位でPOへ


昨年8月から行なわれてきた第42回日本ハンドボールリーグ(JHL)のレギュラーシーズンが3月11日で終了し、男女の順位が決定しました。男子は大崎電気、女子は北國銀行が1位となりました。男女の上位4チームは3月23日から行なわれるANA CUPプレーオフに進みます。

 

トヨタ車体との激しい首位争いを制して1位通過を決めた大崎セブン

トヨタ車体との激しい首位争いを制して1位通過を決めた大崎セブン

男子は大崎が2シーズンぶりにレギュラーシーズン1位に輝きました。最終戦のトヨタ自動車東日本との試合に敗れたため、2位のトヨタ車体と勝点38で並びました。対戦間成績(1勝1分1敗)、対戦間得失点差(±0)で決着がつきませんでしたが、総得失点差で8点上回った大崎がレギュラーシーズン1位になりました。あと一歩届かなかった車体は2位でプレーオフに進みます。
3位に入ったのは豊田合成。田中監督を迎えた今シーズンは開幕3試合で1勝2敗と出遅れたものの、その後は高い攻撃力を武器に勝点を積み重ねていきました。第23週で湧永製薬を破り4位以上が確定。プレーオフ行きのチケットを手にしました。
前回レギュラーシーズン1位の大同特殊鋼は4位。苦しい戦いの連続でしたが、プレーオフの出場権は逃しませんでした。
5位以下は湧永、東日本、トヨタ紡織九州、琉球コラソン、北陸電力の順に。 紡織は最終戦の東日本戦で8点差を追いついて今シーズン5つ目の引き分けとなり、リーグ新記録となりました。 北電は最下位に沈んだものの、第37回大会から続いていた連敗記録(79)に終止符を打つなど3勝をあげました。

 

【男子最終順位】
1:大崎電気 18勝2分4敗 勝点38 総得失点差+123
2:トヨタ車体 17勝4分3敗 38 +115
3:豊田合成 15勝3分6敗 33 +39
4:大同特殊鋼 13勝2分9敗 28 +51
5:湧永製薬 12勝2分10敗 26 -30
6:トヨタ自動車東日本 10勝2分12敗 22 -5
7:トヨタ紡織九州 5勝5分14敗 15 -49
8:琉球コラソン 4勝2分18敗 10 -85
9:北陸電力 3勝21敗 6 -159
※1-2位は総得失点差による

 

レギュラーシーズン1位の座を守り抜いた北國セブン

レギュラーシーズン1位の座を守り抜いた北國セブン

大阪ラヴィッツ、プレステージ・インターナショナル アランマーレの2チームが参入して9チームによる争いになった女子は、女王・北國が4シーズン連続でレギュラーシーズン1位に。北國は第10週に広島メイプルレッズに敗れ(25-28)、連勝記録(59)がストップしましたが、そのほかの試合では堅守から素早い速攻で相手を圧倒。総得点(730得点)、総失点(402失点)で2位以下を大きく差をつけて女王の力を示しました。
2位につけたのは、北國を破った広島。第5、6週で連敗を喫しましたが、その後の18試合は16勝1分1敗と安定感がありました。
昨シーズン5位から3位へとジャンプアップしたのはソニーセミコンダクタマニュファクチャリング。好不調の波が激しく、なかなか上位に食い込めずにいましたが、プレーオフの出場権を争うライバルとの直接対決をしぶとく制して、2年ぶりの駒沢行きを決めています。
4位は激しい争いの末、三重に軍配が上がり、2年連続でプレーオフへ。昨シーズンのレギュラーメンバーが2人抜けた中、チーム一丸となって戦い抜きました。
昨年末の日本選手権を制したオムロンでしたが、1月以降はなかなか調子が上がらず5位という結果に終わり、第27回大会以来、15シーズンぶりにプレーオフの出場を逃しました。
序盤戦から勝ち星を重ねていたHC名古屋でしたが、中盤戦以降は苦戦。それでも6勝をあげて6位となりました。昨年11月の中断期間に入るまで1勝しかあげられなかった飛騨高山ブラックブルズ岐阜は、再開後の12試合で5勝をあげて7位にランクイン。 大阪が8位、アランマーレが9位という結果になりました。

 

【女子最終順位】
1:北國銀行 22勝1分1敗 勝点45 総得失点差+328
2:広島メイプルレッズ 20勝1分3敗 41 +126
3:ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング 16勝8敗 32 +23
4:三重バイオレットアイリス 15勝1分8敗 31 +13
5:オムロン 14勝1分9敗 29 +60
6:HC名古屋 6勝18敗 12 -93
7:飛騨高山ブラックブルズ岐阜 6勝18敗 12 -134
8:大阪ラヴィッツ 5勝19敗 10 -107
9:プレステージ・インターナショナル アランマーレ 2勝22敗 4 -216
※6-7位は対戦間成績による

 

レギュラーシーズンの結果、男女の上位4チームはプレーオフに進み、王者を決める一発勝負に臨みます。今年は男女共催で3月23日から25日にかけて東京・駒沢体育館で行なわれます。
組み合わせ、日程は以下のとおり。

 

【プレーオフ日程】
・3月23日(金)
17:10~ 女子1stステージ ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(3位)-三重バイオレットアイリス(4位)
19:10~ 男子1stステージ 豊田合成(3位)-大同特殊鋼(4位)

・3月24日(土)
14:10~ 女子2ndステージ 広島メイプルレッズ(2位)-1stステージ勝者
16:10~ 男子2ndステージ トヨタ車体(2位)-1stステージ勝者

・3月25日(日)
13:15~ 女子FINAL 北國銀行(1位)-2ndステージ勝者
15:15~ 男子FINAL 大崎電気(1位)-2ndステージ勝者