rss
  • Home  »   » 
    • 【Aグループ】ノルウェー、セルビアが勝点を積み重ねる | ハンドボール界唯一の月刊専門情報誌『スポーツイベント・ハンドボール』
News

【Aグループ】ノルウェー、セルビアが勝点を積み重ねる


◆セルビア 46(25-11、21-16)27 キューバ

休息日を挟んで迎えたAグループ2日目の第1試合。スタートダッシュに成功したセルビアが試合開始から7連続得点を奪うと、17分からも9連取し、23分22-5と大量リードを奪った。キューバはカットインなどで得点チャンスがあっても、相手GKに阻まれチャンスを活かせなかったが、徐々にフィジカルを活かしたカットイン、ミドルが決まり始めた。さらに後半には5:1DFがよく機能し、Player of the matchに輝いたGKモラ・アリアスの好セーブも光ったが、テクニカルミスが多かったことが敗因となった。セルビアはベンチメンバー全員が得点をあげる余裕の戦いぶりで2連勝。

 

◆オランダ 35(17-12、18-16)28 アンゴラ
2試合目のオランダ-アンゴラ戦は、前半7分過ぎに連続して退場者を出したアンゴラのスキをついて連取したオランダが優位に立つ。その後もオランダはセンター・ポルマンのゲームメイクから右バック・アビングのロングを中心に、多彩にアンゴラDFを切り崩す。前半はオランダのGKに苦しみ、劣勢が続いたアンゴラは、後半に入ると右バック・カルロスの切れ味鋭いカットインなどで猛追するが、ミスも重なり反撃とはならなかった。アンゴラを振り切ったオランダは今大会初勝利をあげた。

 

◆ノルウェー 36(13-12、23-8)20 スロベニア
11月30日の初戦で勝利した者同士の戦いとなったノルウェー-スロベニア戦。試合開始に連取したのはノルウェーだったが、先行したのはスロベニア。左腕エース・グロスの強打でノルウェーのゴールネットを揺らし、センター・スタンコも絡んで23分11-9とリードする。

バッケルドの連打で前半のビハインドをひっくり返し、勢いに乗ったノルウェー

バッケルドの連打で前半のビハインドをひっくり返し、勢いに乗ったノルウェー

しかし、オランダは直後に左バック・バッケルドの3連取で逆転すると、13-12とリードして前半を折り返す。後半に入ると、ノルウェーはGKソルバーグの好守などもあり、一気にDFから速攻で突き放す。12分14-22とされたあと、次戦も見据えてメンバーを交代させたスロベニアはなす術がなかった。