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【Cグループ】モンテネグロが激闘制しハンガリー下す


◆モンテネグロ 25(13−12、12−12)24 ハンガリー

試合序盤、お互いに激しくぶつかり合う展開で、とくにモンテネグロに退場がかさむ。それでもチーム全体のテンションが高く、GKライチッチの好セーブもあって、数的不利の状況をしのぎながらハンガリーと互角の戦いを演じる。後半に入ってもスコアこそ多くないものの、アップテンポな試合が続き、モンテネグロはセンター・ライチェビッチの突破、右サイド・ラディチェビッチの速攻で、ハンガリーは両サイドの速攻で加点し、最後までもつれたが、逆転だけは一度も許さなかったモンテネグロが逃げ切り3連勝。

7mT4本をすべて決め、試合トータルでも9本中8本をゴールに沈めたモンテネグロ・ラディチェビッチ

7mT4本をすべて決め、試合トータルでも9本中8本をゴールに沈めたモンテネグロ・ラディチェビッチ

 

◆スペイン 29(14−13、15−7)20 セネガル

2連勝のスペインと2連敗のセネガルによるゲームは、後半にスペインが流れをつかんで3連勝を飾った。スペインは前半こそセネガル・カマラの突破に手を焼き、1点しかリードを奪えなかったが、後半に入ると、相手のミスを着実に速攻につなげ、エース・カブラルの突破や、S・ロペス、ロドリゲスのサイドシュートなどで6分までに5本のシュートを沈めて19−14とした。その後はGKソクビの好セーブなどでセネガルにつけいるスキを与えず9点差をつける快勝を収めた。Player of the matchには両チーム最多8得点のカブラルが選ばれた。

 

◆ルーマニア 22(14−11、8−9)20 カザフスタン

ルーマニアは翌日のモンテネグロ戦を見据え、エース・ネアグがベンチスタート。地力の差もあり、前半20分11−5としたあたりでメンバーを入れ替えながら試合を進めた。しかし、その余裕が裏目に出てしまう。ノーマークのチャンスは作るも、相手GKに何度も阻まれ、後半12分には1点差(16−15)に詰め寄られる。最後までカザフスタンに粘られたが、終了間際にダケのカットインで2点差にして勝負あり。主力を休ませながら勝点2を獲得し、大一番のモンテネグロ戦につなげた。敗れたカザフスタンはここまで全敗。