rss
  • Home  »   » 
    • 【Cグループ】スペイン、モンテネグロがメインラウンドへ | ハンドボール界唯一の月刊専門情報誌『スポーツイベント・ハンドボール』
News

【Cグループ】スペイン、モンテネグロがメインラウンドへ


◆スペイン 43(19−11、24−5)16 カザフスタン

前半から快調に得点を重ねたスペインが4連勝。とくに後半は主軸のカブラル、コンサレスらを休ませながら戦いながらも、右サイドのロペスらが速攻に走り、24得点を奪った。守っても5:1DFがよく機能し、代表通算200試合を突破したベテランGKナバロが好守を連発してわずか5失点。快勝でモンテネグロとの最終戦につないだ。敗れたカザフスタンはこれで4連敗。この日は左サイドのレジェメトワの速攻などで序盤は見せ場を作ったが、最後まで攻撃の形を作れず。これでスペインは1次リーグ突破が決まった。

 

◆モンテネグロ 27(11−12、16−14)25 ルーマニア

ここまで3連勝のモンテネグロが、1次リーグ突破のためにどうしても勝利がほしいルーマニアを逆転で破った。左バック・ヤウコヴィッチのロングシュートで先制したモンテネグロは、パワーに加え周りを活かす巧さもあわせ持つセンター・ライチェヴィッチがキャプテンの右サイド・ラディチェヴィッチのトランジションを効果的に使いながら攻めていく。一方のルーマニアは、この試合も11得点をあげたエース・ネアグが行き詰まるとOFが停滞。モンテネグロを崩すきっかけ自体は何度も作りかけながら、そのチャンスを活かしきれなかった。スペインとともに4勝したモンテネグロもメインラウンドへ。

好セーブを見せたGKライチッチと抱き合うヤウコヴィッチ。選手の熱量も高いモンテネグロ

好セーブを見せたGKライチッチ(右)と抱き合うヤウコヴィッチ。選手の熱量も高いのがモンテネグロの特徴の1つだ

 

◆ハンガリー 30(17−9、13−11)20 セネガル

中だるみした時間帯はあったものの、ハンガリーが10点差の貫禄勝ち。序盤はコヴァチッチが積極的にシュートを狙い、そのあとにクロスから右バック・コヴァチらがテンポよく打ち込んで前半で8点のリード(17−9)を奪った。メンバーを入れ替えながら戦った後半はなかなかリードを広げられなかったが、左サイド・マールトンの速攻、サイドシュートなどが要所で決まった。セネガルは疲れからかこれまで見せていた力強い突破がこの日は見られず。16才のセヌがミドルシュートで初得点を記録したのは好材料に。