【メインラウンド2組】準決勝一番乗りはロシア

※日本戦以外の2試合をレビュー！

◆ロシア35（17−16、18−12）28モンテネグロ

気迫を全面に押し出すモンテネグロが食らいつき、1点差で折り返すが、後半は地力の差が出た。センを中心とした堅守で失点を防ぎ、テンポのいいパス回しからセンター・フロロワ、右サイド・マナガロワが難なくシュートを決めてモンテネグロを突き放し、35−28の快勝を収めた。Player of the Matchには12本すべてを沈めたマナガロワが選ばれた。これでロシアは勝点を8に伸ばし、準決勝進出一番乗り。

味方が作ったチャンスを決め切ったロシアの右サイド・マナガロワ

◆スウェーデン34（14−9、20−13）22ルーマニア

序盤からリズムに乗れず得点が伸び悩んだルーマニアは、7点差を逆転したハンガリー戦のように7人攻撃で状況打開を図るが、ミスを連発し、逆に点差を広げられてしまう。スウェーデンは最後まで攻撃の手を緩めず、ラスト5分間で5点を加点し、最終的に12点差をつけ、勝点を5にした。得失点差も稼ぎ、スペイン（勝点７）と6点差（スペイン＋18、スウェーデン＋12）とし、準決勝進出に望みをつなげた。

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