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おりひめジャパンは最終戦を勝利で締めくくる


◆日本 37(18−8、19−12)20 ルーマニア

日本個人得点

8点:佐々木、7点:角南(唯)、4点:藤田・田邉、3点:多田・大山・河田、2点:勝連、1点:角南(果)・池原・亀谷

メインラウンドではいまだ勝利のない日本代表・おりひめジャパン。準決勝に加え、7-8位決定戦への出場の道も絶たれてしまいましたが、日本セブンは「最後は勝利で終わりたい。応援してくれているみなさんと勝利を祝いたい」と、モチベーションを高く保ったまま試合を迎えました。

 

その強い思いがプレーに好影響をもたらし、日本は好スタートを切ります。角南(唯)が得意のカットインで先制すると、佐々木、田邉らが続き、次々と得点を重ねていきます。終盤には相手がダブルポストでの攻撃を仕掛けてきましたが、それもきちっと守り切り、18-8と大量リードを奪って前半を終えます。

カットイン、スカイ、ミドルと多彩なシュートを決めた角南(唯、写真)をはじめ、選手全員が持ち味を発揮した

カットイン、スカイ、ミドルと多彩なシュートを決めた角南(唯、写真)をはじめ、選手全員が持ち味を発揮した

 

後半も終始日本のペース。9分には左サイドの田邉から右バックの角南(唯)へとボールがわたり、スカイプレーを成功させ、守っては持ち味の運動量豊富なDFで相手を圧倒しました。終盤には大ケガから復帰し、スペイン戦からベンチに入った池原が大会初ゴールを決め、この試合前に登録されたベテランGK飛田が3連続で相手のシュートをセーブするなど、最後まで試合を盛り上げ、ルーマニアに37-20で完勝しました。

最終戦を勝利で飾り、喜びにあふれるおりひめジャパン

最終戦を勝利で飾り、喜びにあふれたおりひめジャパン

 

今回ケガ明けで大会を迎えていたエース・ネアグの代わりに19才のペリアヌが出場するなど、ルーマニアのベストというよりも次を見据えた選手起用ではありましたが、選手1人ひとりが好プレーを見せて勝利し、いい形で日本の最後の戦いを締めくくることができました。