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1次リーグ初戦・日本-クロアチア両監督・選手コメント


試合後の日本、クロアチア両チームの監督・選手のコメントは以下のとおり。

チェルヴァル監督(右)とポストのマリッチ(左)

【クロアチア】
リノ・チェルヴァル監督
「今日、日本はとてもよかった。この結果はOKだ。試合の序盤、DFは大事なのに、クロアチアのDFがよくなかった。とくに前半は日本の方がよかった。強く、ダイナミックで、魅力的だった。次の試合では(クロアチアの)DFが改善できればと思う」

両チーム最多7得点のポストプレーヤー
マリノ・マリッチ
「日本をほめ称えたい。日本はスピードが速く、本当にいい試合だった。前半は(クロアチアが)よくなかった。後半、クロアチアが取り返そうとしたが1点が足りなかった。日本の速さ、うまさに驚いた。この結果は悲劇ではなく、1試合ずつやっていくだけだ。昨年はこのチームが欧州選手権の決勝を戦った。いいチームなんだ。この試合のことは忘れて、分析し、改善する。いつもどおりのことだ」

 

日本のシグルドソン監督(左)とキャプテンの土井(右)

【日本】
ダグル・シグルドソン監督
「まず、素晴らしい試合をさせてくれたクロアチアに感謝する。日本は胸を借りる立場で、大きな戦いに臨んだ。前半、勇敢なパフォーマンスができた。その後、後半は1点を守る展開に持ち込めた。クロアチアからのプレッシャーは大きかったが、この点(リードを保てたこと)には満足している。もちろん、勝てるチャンスはあったが、現実的に考えれば素晴らしいパフォーマンスだった。引き分けたことが驚きだが、クロアチアのようなワールドクラスの相手に対し前半に3~4点をリードしたとしても、後半、大きなプレッシャーがかかるものだ。シュートが入らなかったりミスがあったりはしたが、避けられないものだ。このパフォーマンスから将来につながるものを多く得た。このチームをとても誇りに思うし、この選手たちの監督でいることを幸せに思う。

(次戦の相手)カタールは、アジア選手権や世界選手権でほぼ毎年対戦しているのでよく知っている相手だ。これまで勝てたことはないが、近づこうとしている。厳しい試合になるだろうが、休みが1日あるのでエネルギーを取り戻し、そこからまた戦う。

(コロナ禍での大会は)現在は難しい状況で、われわれも色々と心配することはある。健康が第一だし、ここではみんなが最善を尽くしている。チームはこうやっていっしょに大会を戦ううちにチームとして成長するものだし、経験ある選手に若い選手が加わり、若い選手から得るものも大きい。いまはオリンピックのことは考えず、ここエジプトで自分たちにできる最高のプレーをすることに集中しているが、将来につながることをここで得ることができる。

日本のキャプテン
土井レミイ杏利
「この大会に招待してくれたエジプトにお礼を申し上げたい。今日の試合は引き分けだったとしても、われわれにとっては歴史的な試合になったと思う」