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J-STAR生らがオンライントークセッション プロジェクトの魅力をアピール


日本スポーツ協会が国内の団体と連携して、世界で輝く未来のトップアスリートを発掘する事業「ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト」、通称「J-STARプロジェクト」。今年度は3期生が活動中で、多くの選手が自分の能力に合ったスポーツと出会い、コロナ禍の中でもトレーニングに励んでいます。

現在、来年度から活動する4期生のエントリーを募集中で、事業説明会を兼ねたオンライントークセッションが1月16日に行なわれました。オンライントークセッションには2期修了生で陸上競技からハンドボールに転向し、現在は千葉の強豪・昭和学院高でプレーする水谷美海選手、3期生の小池彩華選手(ウエイトリフティング・7人制ラグビー)の2人のJ-STAR生と両選手の保護者、7人制ラグビーの徳永剛コーチが参加しました。

イベントに参加した水谷選手(上段左)、小池選手(下段右)、徳永コーチ(上段右、提供写真)

 

中学生のころ、母のすすめでJ-STARプロジェクトに参加した水谷選手は、父がラグビー経験者ということで最初は7人制ラグビーを希望していましたが、ハンドボールに適正を見出されました。右も左もわからない未知の競技でしたが、すぐにその魅力にハマって陸上競技から転向することを決意。中学のうちから自宅近くのクラブチームに入るなど、どんどんとハンドボールにのめり込み、「日本一のポストプレーヤーになる」という大きな夢に向かって昭和学院高で腕を磨いています。

J-STARの合宿中の思い出を聞かれた水谷選手は「私は初心者の中でもヘタな方でしたが、コーチ陣が3人くらいつきっきりでイチから教えてくれましたし、励ましの言葉をかけてもらいました」と話しました。

エントリーを考える選手から「学校との両立はどうしていましたか」「選考でどこを評価されたと思いますか」などの質問があり、「J-STARプロジェクトの合宿は毎日あるわけではないので両立は難しくありません」、「私はガツガツとした性格なので、自分のいいところばかりアピールしたり、『選ばれたら日本代表になりたい!』と意欲を見せたことが評価されたかもしれません」とJ-STARプロジェクトの先輩として経験談を語りました。

また、「J-STARプロジェクトに参加して、いい影響ばかりでした。合宿中は栄養士が帯同してくれるなど環境がとても充実しています。これを1年間、味わえるのはこのプロジェクトだけ。周りの人よりも運動ができると思っていたら、ぜひ挑戦してみてください!」と、参加者に呼びかけました。

 

J-STARプロジェクトの4期生は現在エントリーを受けつけ中で、締め切りはオリンピック競技が1月31日、パラリンピック競技が1月22日。

オリンピック競技はハンドボール(女子)やウエイトリフティング、7人制ラグビーに加え、来年度からはバスケットボール、ホッケー、フェンシングなども対象競技に。これまでよりもいっそう選手の適正に合った競技とマッチングすることができるようになりました。

みなさんの周りで運動が好きな人、ほかのスポーツをやっていて、ハンドボールなどに興味があるという人がいたら、一度紹介してみてはいかがでしょうか。

詳しいエントリー方法、選考スケジュールなどは、J-STARプロジェクトのホームページにて。