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【女子1次リーグ】オランダ、ノルウェーが好スタートを切る


◆オランダ 32(18-10、14-11)21 日本

レビューはこちらから。

【日本得点者】藤井5点/田邉、池原、近藤3点/原、佐々木2点/角南(果)、大山、石立1点

 

◆ROC 24(14-12、10-12)24 ブラジル

司令塔・ヴャヒレワの巧みなゲームメイクから何度も抜け出しかけたROCに対し、ブラジルは気持ちを切らさず守護神・アレンハルチの堅守やデ・パウラのカットインなどで食らいつき、後半14分過ぎに18-18の同点としたあと、20分過ぎには22-20と2点リードを奪った。勢いは追いつき追い越したブラジルかに思えたが、ROCも崩れることなく盛り返し、終盤はお互いに7mTを取り合う戦いに。これをROCはイリーナ、ブラジルはデ・カストロが確実に決めて譲らず、24-24の引き分けで勝点1を分け合った。

 

◆モンテネグロ 33(13-12、20-10)22 アンゴラ

アンゴラがOFの主軸ギアロを中心にドンバシらで先行するモンテネグロに食らいついたことで、前半は12-13と1点のビハインドに抑えて折り返す。しかし、後半立ち上がりからモンテネグロが一気に相手を突き放した。ヤウコヴィッチが豪快なロングを決めると、メフメドヴィッチ、ラディチェヴィッチの両サイドが素早い速攻で続くなど、後半4分17-12と波に乗る。そのまま終始優位に試合を進めたモンテネグロが快勝を収めた。

 

◆ノルウェー 39(18-10、21-17)27 韓国

お互いにイージーなミスが出る時間帯があったものの、要所を抑えたノルウェーが主導権を握った。ノーマークのピンチにはGKソルバーグ・イサクセンがはじき返し、攻めてはポストのブラツェットにボールを集め、確率の高い場所から得点を重ねた。速攻にもよく走ったノルウェーが12点差をつけ、勝点2を手にした。韓国は序盤からカットイン、ポストシュートとチャンスを作れていたが、最後まで相手GKを攻略できなかった。

 

◆スウェーデン 31(13-9、18-13)24 スペイン

試合序盤は得点が行き来する出入りの激しい展開に。そこからGKブンドセンを軸とした堅いDFでスペインOFの自由を奪ったスウェーデンが、正確かつスピードのある速攻と、堅実なセットOFでリードを広げていく。スペインは熊本世界女子選手権で日本を苦しめた大型ポスト・エルナンデスが封じられ、攻め手が限られたうえに、再三ブンドセンにシュートを阻まれて、一度もペースを握れなかった。

 

◆フランス 30(15-12、15-17)29 ハンガリー

センター・ザアディ、レノ、ダルーの両GKが要所を締めて試合を優位に運んだフランスに対し、ヴァモシュを軸に粘ったハンガリー。後半21分を過ぎて28-24とし、逃げ切りを図ったフランスだったが、ここからミスでもたつくとともに、残り2分4秒にはノカンディが退場。がぜん勢いづいたハンガリーに、最終局面で流れが傾いたかに思えたが、フランスはこの正念場でもザアディが7mTを決めるなど、主力がきっちり役目を果たして最後までハンガリーに大きな流れを渡さず、1点差で逃げ切った。