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【女子準決勝】男子と同じく前回大会と同カードに


◆フランス 29(15-14、14-13)27 スウェーデン

序盤は初の決勝をめざすスウェーデンがリード。フランスは前半だけで4度の退場者を出も、決勝トーナメント1回戦に続いてこの試合も好調のGKレノのセーブで耐え、23分に11-10としてから先行する展開に。後半、フランスはスウェーデンのエース・ロバーツにマン・ツー・マンのようなDFシステムに変更すると、17分から19分にかけて3連続得点で23-21。このリードをキープし、残り3分、ザアディのカットイン、DFの視野外からポストに入ったヌゼ・ミンコのシュートで29-25として、2大会連続となる決勝進出を手繰り寄せた。スウェーデンは攻守の要であるポスト・ブロムが後半9分に3回目の退場で失格になったのが痛かった。

 

◆ロシアオリンピック委員会(ROC) 27(14-11、13-15)26 ノルウェー

互いのDFが機能したうえ、ノルウェーはルンデ、ROCはセドイキナ、カリニナのGK陣が好守を連発したことで、前半は引き締まった内容に。一進一退を経て、前半24分10-11からビャヒレワ、マナガロワらで4連取したROCがいい形で前半を折り返すと、後半もその勢いのままに点差を広げ、11分には22-16とこの試合最大の6点差をつける。ノルウェーはイージーミスや相手GKの好セーブに苦しんだが、左サイドのS・ソルバーグらでじわじわ差を縮め、残り1分36秒で26-27と1点差に迫る。同点に持ち込むべくDFで踏ん張っていたノルウェーだが、パッシブプレーの予告があがっていた残り28秒で退場者を出してしまい、ボールを奪えないままROCに残り時間を使われそのまま試合終了。男子とともに前回大会と同じROCとフランスが決勝で相まみえることになった。