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【JHL】東京オリンピック代表・部井久、中大・中村翼がジークスター東京に入団内定


日本リーグ(JHL)男子・ジークスター東京は12月3日、中大4年で東京オリンピック代表の部井久アダム勇樹、同じく中大4年・中村翼の2022-23シーズンからの加入内定を発表しました。

部井久は博多高(福岡)3年時に日本代表に選出された195cmの長身アタッカーで、圧倒的なシュート力を武器に活躍してきました。中大進学後は、2年間のフランス留学を経験し、DF面でも著しい成長を見せています。そして、この夏には東京オリンピック代表として世界の強豪国と戦いました。

東京オリンピックに出場した部井久

 

中村は、小学生のころから全国の舞台で活躍してきた左利きのバックプレーヤー。北陸高(福井)を経て部井久とともに中大に進みました。シャープな腕の振りから放たれるミドルシュートは学生界屈指の鋭さ、強さがあります。年代別代表では18年のアジアジュニア選手権、翌19年の世界ジュニア選手権に出場しました。

中村は部井久らとともに昨シーズン東京のユニフォームに袖を通した

 

2選手は昨シーズン、蔦谷大雅(中大3年)とともに東京に追加登録されて同世代の中でいち早くJHLに出場。3選手揃ってその高い能力を存分に発揮しました。今年は中大の大黒柱として活躍し、11月の全日本インカレではチームを40大会ぶりの頂点に導きました。

それぞれチームホームページを通じて「ジークスター東京は日本ハンドボール界に新たな風を吹かせているチームです。その一員になれたことをとてもうれしく思います。スター選手がそろい華やかなイメージがありますが、先輩方と一体になって、地に足を着けて若いチームの基盤を作っていければと思っています」(部井久)、「ハンドボールを始めたころから持っていた『日本リーグに参戦する』という目標が達成でき、とてもうれしく思います。先輩方の経験や技術を学び吸収して、少しでも早くチームの力になれるように日々努力していきます」と意気込みを語りました。

 

今後は内定選手として日本リーグへの追加登録を進め、登録完了次第、今シーズン(2021-22シーズン)の試合に出場するとのこと。その実力は昨シーズンで実証済みで、即戦力になることは間違いないでしょう。

東京は現在行なわれている日本選手権後の12月12日に、山口で大崎電気と対戦予定。この試合が最速で2人のJHL再デビュー戦になります。

 

【プロフィール】

No.3 部井久アダム勇樹(べいぐ・あだむ・ゆうき)
1999年4月21日生まれ、福岡県出身
195cm/100kg/BP/右利き
球歴:多々良中央中(福岡)→博多高(福岡)→中大→セソン・レンヌ(フランス)→サラン(フランス)→中大→ジークスター東京→中大

 

No.13 中村 翼(なかむら・つばさ)
1999年10月15日生まれ、福井県出身
180cm/86kg/BP/左利き
球歴:北陸電力ジュニア・ブルーロケッツ(福井)→明倫中(福井)→北陸高(福井)→中大→ジークスター東京→中大