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【おりひめジャパン】40得点を奪う快勝で初陣を勝利で飾る


◆日本 40(19-10、21-7)17 パラグアイ

【日本得点者】相澤、吉留6点/服部5点/大山、中山4点/グレイ、佐原、大松澤3点/藤田2点/永田、秋山、岩渕、北原1点

 

12月1日に開幕した第25回世界女性選手権(スペイン)。

楠本繁生新監督体制での初陣を迎えた新生・おりひめジャパンは、日本時間12月3日4時30分から中央・南アメリカ大陸代表のパラグアイと対戦しました。

 

日本のスターティングメンバーは左サイド吉留、左バック北原、センター相澤、右バック中山、右サイド服部、ポスト永田、GK亀谷という布陣。

 

試合は立ち上がりから日本がアグレッシブなDFでパラグアイにプレッシャーをかけ、主導権を握ります。1人ひとりが高い位置でボールホルダーに対してアタックし、苦しい体勢で打たせたシュートをGK亀谷がきっちりセーブ。そこから素早く速攻に転じるとともに、セットOFでもセンター相澤のゲームメイクから多彩な仕掛けで相手DFを崩して9分8-3と好スタートを切ります。

 

その後も相手が日本のスピードに対応できないうちに点差を広げていきますが、20分過ぎからは相手のフィジカルを活かしたカットインで日本に退場者が出る時間が続きます。それでも粘り強いDFで数的不利な場面をしのいだ日本は、相手の追随を許さず19-10で前半を折り返します。

後半に入ると、前半以上にDFを固めた日本が失点を抑え、速攻などで次々と得点を重ねていくことで、15分には28-13と15点のリードを奪います。日本はだれがコートに立ってもきっちりと役割を果たしたうえに、集中力が最後まで途切れることはありませんでした。後半は相手を7得点に抑える堅守ぶりが光り、40-17と快勝で白星スタートを切りました。

プレーヤー・オブ・ザ・マッチにはセンターで好配球を見せ、自身もチーム最多タイの6得点をマークした相澤が選ばれました。

6得点とチームをけん引した相澤 ©JHA/Yukihito TAGUCHI

 

次戦は日本時間12月5日4時30分~ ブラジルと対戦します。試合はIHFのYouTubeチャンネルでライブ配信が予定されています。ブラジルは初戦でグループGの首位が有力だったクロアチアと激突し、30-25で勝利しています。ここを勝利できれば日本の首位通過も見えてくるだけに、初戦の勢いのままに勝ち進みたいところです。