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高校センバツの出場枠が変更に 前回に続き各都道府県代表校1校が出場する形式へ


全国的に新型コロナウイルスの感染者が急増している中、全国高体連ハンドボール専門部は、1月末から各地で行なわれる予定だった第45回全国高校選抜大会(高校センバツ)のブロック予選中止と、高校センバツの出場枠変更を発表しました。

 

高校センバツは、新チーム最初の全国大会で、例年3月に開かれます。通常、全国9ブロックを勝ち上がった代表校と開催地枠、愛知枠(登録チーム数が100を超えるため)の男女各41校が出場することになっています。

昨年12月の時点では全国的に新型コロナウイルスの感染者が減少傾向にあり、従来通り各ブロック予選を開催する予定でしたが、年が明けてから感染者が爆発的に増えていき、1日に日本全体で6万人を超える日が続きました。

そうした中、日本協会、各ブロック予選開催地、全国高体連専門部が協議し、大会補助員、審判員の派遣が困難なこと、延期の場合、会場確保が難しいことなどを考慮し、ブロック予選中止を決めました。

これにより、高校センバツの出場枠を変更。ブロック予選からの勝ち上がりではなく、47都道府県から各1校、開催地枠(1枠)、愛知枠(1枠)の、男女各49校が出場する形に。前回の第44回大会もブロック予選が中止となり、愛知枠を除く男女各48校が出場していました。

先日のアジア選手権を辞退した日本男子代表のように、いつ、だれが感染してもおかしくはない状況の中で、「是非とも3月全国大会を開催、成功させる」(日本協会、全国高体連専門部発表資料より)ための決断ということになります。

高校センバツは、愛知県豊田市、岡崎市、名古屋市を舞台に、3月23日から29日にかけての開催が予定されています。