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コロナ禍でのアジア女子ジュニアが閉幕 インドが初の王座に


第16回アジア女子ジュニア選手権が、3月7日から14日にかけてカザフスタン・アルマトイで開かれ、インドが初優勝を飾りました。

2019年大会以来3年ぶりとなるアジア女子ジュニア。コロナ禍の中、延期を繰り返していましたが、なんとか開催にこぎつけました。当初は6ヵ国がエントリーするも、大会前に韓国が出場を辞退。インド、イラン、カザフスタン、タイ、ウズベキスタンの5ヵ国による総当たりのリーグ戦が行なわれました。

なお、日本チームは弊誌『スポーツイベント・ハンドボール』でもお伝えしてきた通り、コロナ禍でのリスク等を日本協会が検討した結果、残念ながらエントリーを見送っています。

大会が始まると、3日目の10日、インドはイランの攻撃を止められず37-42で敗れましたが、4日目(12日)のカザフスタン戦ではDFを修正し29-21で白星を握りました。

最終戦を前にインド、カザフスタン、イランが2勝1敗で並びます。まずはイランがウズベキスタンを25-21で下し3勝目。インドも3連敗のタイを寄せつけず41-18、カザフスタンはウズベキスタンを7点差(29-22)で退けました。

この結果、3ヵ国が3勝1敗で並び、対戦間成績(1勝1敗)も同じ。対戦間得失点差の勝負になり、インドが+3、イランが-1、カザフスタンが-2で、インドが初優勝。インドは全カテゴリーを通じて、初めての国際大会制覇で、アジア球界に大きなインパクトを与えました。

このインドとともに、2位のイランが今夏開催予定の世界女子ジュニア選手権(スロベニア)への出場権を手にしました。

 

【最終順位】
優勝:インド
2位:イラン
3位:カザフスタン
4位:ウズベキスタン
5位:タイ