rss
  • Home  »   » 
    • 【JHLプレーオフ】車体が大量41得点で大崎を突き放す | ハンドボール界唯一の月刊専門情報誌『スポーツイベント・ハンドボール』
News

【JHLプレーオフ】車体が大量41得点で大崎を突き放す


昨日3月18日からスタートした第46回JHLプレーオフは、19日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで男子2ndステージが行なわれました(女子の2ndステージは、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングに新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されたため中止)。

レギュラーシーズン2位のトヨタ車体と同4位で、前日の1stステージを勝ち上がってきた大崎電気の顔合わせ。

車体は吉野のミドル、大崎は元木の7mTと、日本代表でも中軸として活躍する看板選手がチーム最初の得点をマークしての滑り出しとなりました。

その後も双方が堅いDFをこじ開けてゴールをもぎ取り、13分、9-9と互角の戦いが続きました。

そこから決定力でやや上回った車体が、伊舎堂のサイド、杉岡の速攻で連取。大崎が1点を返したあとも、車体は岡元のポスト、北詰のロング、伊舎堂のカットインとこの試合初の3連取でたたみかけ、17分、14-10と抜け出します。

車体は23分過ぎからも岡元、櫻井、藤本による2度目の3連取でリードを広げ、21-15と大崎に6点差をつけて前半を折り返しました。

巻き返しを狙う大崎は、メンバーチェンジを繰り返しながら車体のスキをうかがいましたが、連続得点を奪うことができません。差が詰まらないうちに、車体は4分、山田のポストを皮切りに7分にかけて4連取。27-18とリードを9点に広げました。

大崎も諦めず、7人攻撃を仕掛けたり、元木の卓越した個人技で15分、25-30と点差を5点まで縮め、意地を見せましたが、さらに大きな反撃の波を引き寄せることはできません。

ポストの森(写真)らを巧みに使った7人攻撃などで追い上げようとした大崎だったが及ばず

ポストの森(写真)らを巧みに使った7人攻撃などで追い上げようとした大崎だったが及ばず

 

大崎のさまざまな仕掛けにも、心技充実して対応した車体が、大量41点をマークしての快勝。昨季と同じく、レギュラーシーズン1位の豊田合成が待ち受ける、明日20日のFINALへと駒を進めました。

 

【男子2ndステージ結果】
トヨタ車体 41(21-15、20-18)33 大崎電気

FINAL(決勝)は、女子が本日20日14:10から、男子が16:30からスローオフ。試合はJHLtvで配信されます(FINALのみ無料配信)。