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琉球コラソンが新外国人獲得


昨日18日に、日本リーグ男子・琉球コラソンが追加登録した台湾人GKの許智坤(シュー・ジークン)。

琉球コラソンに加入した許智坤(チーム提供写真)

【許智坤プロフィール】
1991年5月28日生まれ、台湾出身/196cm・105kg/GK/左利き

 

台湾代表経験もあり、JHL史上3人目となる台湾人選手の獲得の経緯、そして、どんな選手なのかを石田孝一GMに聞きました。

 

「じつは、まだ琉球に趙顯章選手(現・豊田合成、2015~17年に琉球に所属)がいた時にトライアウトを受けていたが、当時はGKが足りていたし、ビザの関係もあって獲得は見送っていた。

しかし、今季はウチはGKが2人(衣笠友貴とルーキーの伊藤峻)しかいない状況で、補強ポイントでもあったので、趙選手経由でコンタクトしたところ、本人ももう一度挑戦したいと言ってくれた。そして、ビザ発給についてもクリアできたので、獲得に至った。

台湾にはトップチーム的なものがないので、地域のチームでプレーしていたようだ。台湾では中学校の教員をしていたが、いまはその仕事をやめてこちらに来ている。契約は今シーズンいっぱい(23年3月)。

合流は10月10日で、日本語は話せないが、英語がまあまあできて、身振り手振りも使って周りとコミュニケーションを取ってくれている。学校の先生だったこともあってそういう能力は高いようだ。

日本のプレースタイルに合うかはまだ不透明なところもあるが、196cmというサイズはやはり大きい。まだ練習は必要だが、(次戦となる29日の)ゴールデンウルヴス福岡戦でデビューする可能性もある。

特徴は長い手足を活かして大きな壁を作るプレー。スローは左利きでGKとしては特殊。日本はライナー制のスローを得意とするGKが多いが、彼は山なりで空いているスペースに投げるパスが得意という印象だ」

 

早ければ29日の福岡戦に出場する可能性があるという許。どんなプレーを見せてくれるのかが楽しみです。

また、福岡には、こちらも途中加入したサハルニャンというモルドバ人GKがおり、日本リーグ初の両チーム外国人GKという時間帯も見られるかもしれません。