世界男子選手権は18日からメインラウンドスタート！

第28回世界男子選手権（スウェーデン、ポーランド共催、32チーム）は、4チームずつの8グループで行なわれた1次リーグが終わり、各グループ上位3チームがメインラウンドへと進みました。

日本代表は、新型コロナウイルスの感染者が大会直前に多数出たために、今大会のアジア予選となる昨年1月のアジア男子選手権の出場を辞退。ワイルドカード（IHF推薦枠）での出場もかなわず、不出場となっています。

1次リーグの結果と、メインラウンド、プレジデントカップ（下位順位決定戦）の組み合わせ以下の通り。

上位3チームまでメインラウンドに進めることもあって、ほぼ下馬評通りの結果となっていますが、その中で予想を覆したのは、グループGのアメリカ合衆国と、グループHのバーレーンでしょうか。

アメリカは格上と見られたモロッコを3位に入り、東京オリンピックでベスト8に進んだバーレーンはチュニジアと引き分けたものの、ヨーロッパ中堅国のベルギーを下してグループ2位通過を果たしています。

また、昨年のヨーロッパ男子選手権で10位と躍進したオランダ（グループF）は、今大会こそ大陸予選で出場権が取れずワイルドカードでの出場となりましたが、優勝候補の一角ノルウェーと1点差の好勝負を繰り広げて堂々の2位通過を果たしています。

【1次リーグ順位】
グループA
1：スペイン　3勝　勝点6
2：モンテネグロ　2勝1敗　4
3：イラン　1勝2敗　2
――――――――――――――――
4：チリ　3敗　0

グループB
1：フランス　3勝　6
2：スロベニア　2勝1敗　4
3：ポーランド　1勝2敗　2
――――――――――――――――
4：サウジアラビア　3敗　0

グループC
1：スウェーデン　3勝　6
2：ブラジル　2勝1敗　4
3：カーボヴェルデ　1勝2敗　2
――――――――――――――――
4：ウルグアイ　3敗　0

グループD
1：ポルトガル　2勝1敗　4　対戦間得失点差3
2：アイスランド　2勝1敗　4　2
3：ハンガリー　2勝1敗　4　－5
――――――――――――――――
4：韓国　3敗　0
※1-3位は対戦間の得失点差による

グループE
1：ドイツ　3勝　6
2：セルビア　2勝1敗　4
3：カタール　1勝2敗　2
――――――――――――――――
4：アルジェリア　3敗　0

グループF
1：ノルウェー　3勝　6
2：オランダ　2勝1敗　4
3：アルゼンチン　1勝2敗　2
――――――――――――――――
4：北マケドニア　3敗　0

グループG
1：エジプト　3勝　6
2：クロアチア　2勝1敗　4
3：アメリカ　1勝2敗　2
――――――――――――――――
4：モロッコ　3敗　0

グループH
1：デンマーク　3勝　6
2：バーレーン　1勝1分1敗　3
3：ベルギー　1勝2敗　2
――――――――――――――――
4：チュニジア　1分2敗　1

【メインラウンド組み合わせ】
※1次リーグ同組のチームとの対戦成績を持ち越し

グループⅠ
1：スペイン　2勝　勝点4　得失点差18
2：フランス　2勝　4　6
3：スロベニア　1勝1敗　2　5
4：モンテネグロ　1勝1敗　2　−2
5：ポーランド　2敗　0　－11
6：イラン　2敗　0　－16

グループⅡ
1：スウェーデン　2勝　4
2：ポルトガル　1勝1敗　2　3
3：アイスランド　1勝1敗　2　2
4：ハンガリー　1勝1敗　2　－5
5：ブラジル　1勝1敗　2　－6
6：カーボヴェルデ　2敗　0

グループⅢ
1：ノルウェー　2勝　4　12
2：ドイツ　2勝　4　5
3：セルビア　1勝1敗　2　9　総得点67
4：オランダ　1勝1敗　2　9 　55
5：カタール　2敗　0　－14
6：アルゼンチン　2敗　0　－21
※3-4位は総得点数による

グループⅣ
1：デンマーク　2勝　4　30
2：エジプト　2勝　4　28
3：クロアチア　1勝1敗　2　9
4：バーレーン　1勝1敗　2　－13
5：ベルギー　2敗　0　－17
6：アメリカ　2敗　0　－37

【プレジデントカップ】
グループⅠ
チリ、韓国、サウジアラビア、ウルグアイ

グループⅡ
アルジェリア、モロッコ、北マケドニア、チュニジア

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