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【JHLプレーオフ】好勝負必至の男子セカンドステージ


3月17日にファーストステージが戦われた第47回日本ハンドボールリーグ(JHL)プレーオフは、今日19日にセカンドステージが行なわれます。

女子セカンドステージ展望はコチラ。

ファーストステージでは、レギュラーシーズン3位のトヨタ車体が、4位の大同特殊鋼を前半中盤から圧倒。

序盤こそ、大同DFを崩しながらもシュートがなかなか枠をとらえなかった車体でしたが、レギュラーシーズンで1分1敗と苦戦した大同に対して、対策を徹底してきたことをうかがわせる守備を見せます。

ヤーニマーへのマークが厚くなった分、可児大輝(写真)らで得点機を作りたかった大同だが…

ヤーニマーへのマークが厚くなった分、可児大輝(写真)らで得点機を作りたかった大同だが…

 

エースのデネル・ヤーニマーに簡単に打たせないことはもちろん、それまでやられていたヤーニマーからイゴール・アニッチへのポストパスを遮断。ほかのバックプレーヤーへのアタックの出足も鋭く、攻守ともに完勝というデキで、36-24として次ラウンドへとコマを進めました。

DFとの連携でセーブ率44%と圧巻のプレーを見せた車体GK岡本大亮

DFとの連携でセーブ率44%と圧巻のプレーを見せた車体GK岡本大亮

今日のセカンドステージでは、その車体がレギュラーシーズン2位のジークスター東京と激突します。

東京も今季はDFの安定感が大きく増し、OFの手駒も新旧日本代表を揃える強力布陣。

「どちらに転ぶかわからない試合になると思う」と車体キャプテン杉岡がコメントしたように、OF・DFともに激しいぶつかり合いが随所に見られる、がっぷり四つの好勝負になりそう。

東京としては、初タイトルはもちろんのこと、今季で引退する世界的スターのリュック・アバロを笑顔で送り出したいというモチベーションも大きいことでしょう。彼のプレーが見られるのは多くてもあと2試合。こちらも1つの注目点です。

全盛期のスピード、キレはなくとも、多彩なテクニックが見ものアバロ

全盛期のスピード、キレはなくとも、多彩なテクニックが見ものアバロ

 

まだセカンドステージながら、今の日本の最高峰と言えるような激しい攻防が見られそう。

男子セカンドステージは16時からスタートです。