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氷見での開催を断念  今春の春中は福島で代替開催へ


3月末に控えた第19回春の全国中学生選手権大会(春中、富山県氷見市開催)の大会実行委員会は、1月1日に発生した令和6年能登半島地震による影響が甚大かつ広範囲に及ぶことから、1月22日に役員会を開催。今大会の開催可否について協議した結果、開催を断念すると発表しました。

大会公式Facebookによると、とくに課題となっているのは出場チームの宿泊手配。これまで氷見市のほかに石川県七尾市の和倉温泉などに約300人の宿泊を手配していましたが、現在も七尾市は地震の被害が大きく、前回大会までのような手配が不可能に。近隣の市でも探しましたが、約180人の宿泊場所が不足しているそうです。

また、舞台となる氷見市も最大震度5強と、地震の被害は小さくなく、メイン会場となる、氷見市ふれあいスポーツセンターは今も避難場所になっています。このほか、氷見市が能登地方の復興に向けての作業要員の宿泊拠点なることから「苦渋の決断」(大会公式Facebookより)として、今回の開催を断念しました。

日本協会は氷見市の春中開催断念を受け、代替地での開催を検討。その結果、「少しでも復興の支援になるのであればと前向きに検討をいただいた」(日本協会)福島県で第19回大会を行なうことが決まりました。開催期間は変わらず3月23日から27日。会場は福島県営あづま総合体育館(福島市)、NCVふくしまアリーナ(福島市)、本宮市総合体育館(本宮市)、郡山カルチャーパーク(郡山市)の4つを予定。

なお、来年度の第20回大会(2025年3月開催)は、これまで通り氷見市での開催を予定しています。