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最終決戦かく戦う 第48回JHLプレーオフ記者会見


5月24日から3日間にわたって武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で開催される「第48回日本ハンドボールリーグプレーオフ」を目前に控えた20日、東京・JAPAN SPORT OLYMPIC SQUAREで出場する8チーム(女子・北國銀行、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング、オムロン、プレステージ・インターナショナル アランマーレ、男子・豊田合成、トヨタ車体、ジークスター東京、トヨタ紡織九州レッドトルネードSAGA)のキャプテンが出席したスローオフカンファレンス(大会前記者会見)が行なわれました。
コロナ禍が続いたこともあり、チーム代表者が一堂に会しての会見は2019年の第43回日本リーグプレーオフ以来のこと。ユニフォームを身にまとった8選手の登場で、会場は熱気、華やかさに包まれました。

前回大会同様にステップラダー方式が採用され、24日の1stステージではレギュラーシーズン3位と4位が激突(女子・オムロンvsアランマーレ、男子・東京vs紡織)。勝者が翌25日、レギュラーシーズン2位チーム(女子・ソニー、男子・車体)との2ndステージに進みます。そして最終日26日に、2ndステージの勝者とレギュラーシーズン1位のチーム(女子・北國、男子・合成)がFINALでプレーオフ王者をかけて争います。スローオフカンファレンスでは、8人のキャプテンから大一番に向けての熱い思いが語られました。

 

まずは女子チームのコメントをお届けします。

・レギュラーシーズン4位 プレステージ・インターナショナル アランマーレ

檜木祐穂キャプテン
「プレーオフ初進出の前回は自分たちのハンドボールを表現できずに終わった。その悔しさを胸に、プレーオフで勝ち、日本一になるために取り組んできたので、今、自分たちができる100%の力を出し切り、絶対に日本一になるという強い気持ちを持って戦う」

 

・レギュラーシーズン3位 オムロン

米澤綾美キャプテン
「(来季からチーム名を改め、再出発するため)オムロンピンディーズとしても、(退任が決まっている)水野裕紀監督のもとで戦うチームとしても、最後のプレーオフになる。50年間支え、応援してくださった方々に優勝を、そして、水野監督を胴上げするという形で恩返しできるよう、プレーオフの舞台を全員で楽しみ、チーム一丸となって戦っていく」

 

・レギュラーシーズン2位 ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング

北原佑美キャプテン
「まずはDFからリズムを作り、苦しい時でも全員で粘り、60分間を全力で戦いたい。そして、自分たちの手で優勝をつかみ取りたい。だれがコートに立ってもクオリティーを落とすことなく戦えることが強み」

 

・レギュラーシーズン1位 北國銀行

永田美香キャプテン
「東俊介監督が就任して初めてのプレーオフで優勝、そして、ハニービーとして10連覇を達成できるように全員で戦っていきたい。固いDFから全員で走る速攻に注目してほしい」

女子出場4チームのキャプテン(左からオムロン・米澤、北國・永田、ソニー・北原、アランマーレ・檜木)

 

続いて男子チームのコメントをお届けします。

・レギュラーシーズン4位 トヨタ紡織九州レッドトルネードSAGA

荒川蔵人キャプテン
「チームとしては13年ぶりの出場(2011年の第35回リーグ・プレーオフは東日本大震災のため中止)。なにもかもが初めてに近い経験になる。それをしっかり受け止め、1つひとつ経験していき、3戦すべて戦って日本一をめざしていきたい」

 

・レギュラーシーズン3位 ジークスター東京

土井レミイ杏利キャプテン
「持てる力をすべて発揮し、念願の優勝を達成して、いつも応援してくださっているファンのみなさんやスポンサードしてくださっているみなさんとその景色を共有できたら。1人ひとりの勝ちに対する思いがコートでのプレーに表われると思う」

 

・レギュラーシーズン2位 トヨタ車体

玉城慶也キャプテン
「チーム目標はプレーオフ優勝。ベンチ入り16人と彼らをサポートする選手全員で戦い抜き、勝利する姿を見てほしい」

 

・レギュラーシーズン1位 豊田合成

古屋悠生キャプテン
「目標は『優勝』このひと言に尽きる。レギュラーシーズンは難しい試合もあり、すべての試合を勝ち切れたわけではないので、『優勝』、これに貪欲に挑んでいきたい。ファイナルだけ、というアドバンテージはあるが、逆にその難しさもある。そこで大事になるのはDF力。あえて選手をあげるとすれば、矢野世人、市原宗弥の中央を守る若手2人がカギを握る」

熱い意気込みを語った男子出場チームのキャプテン(左から東京・土井、合成・古屋、車体・玉城、紡織・荒川)

 

今シーズンはもちろんのこと、これまで積み重ねられてきた経験、思いもぶつかり合うプレーオフ。5月26日、最高の表情でシーズンを締めくくることができるチームは果たして…。

〈1stステージ〉
5月24日 16:30~ 女子 オムロン-アランマーレ
19:15~ 男子 ジークスター東京-トヨタ紡織九州

〈2ndステージ〉
5月25日 14:30~ 女子 ソニー-1stステージ勝者
17:30~ 男子 トヨタ車体-1stステージ勝者

〈FINAL〉
5月26日 13:00~ 女子 北國銀行-2ndステージ勝者
17:00~ 男子 豊田合成-2ndステージ勝者

 

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