各地区秋季学生リーグ結果　関東男子は筑波大が制す

８月末から各地区で行なわれてきた秋季学生リーグは、10月16日に全地区の優勝チームが決定しました。優勝とともに、11月に開催される全日本インカレ（徳島）への出場権争いも焦点になりました。

 

 

北海道では男子・函館大、女子・札幌国際大がそれぞれ全勝で優勝を果たし、全日本インカレへの出場権を得ました。また、女子で２位に入った北教大岩見沢も全日本インカレ出場となります。

 

東北は９月11、17、18、19、24、25日と３週にわたり、宮城で開催されました。男子は富士大との全勝対決を制した東北福祉大が連覇を達成。東北代表の座を勝ち取り、徳島行きを決めました。
女子は富士大が４戦全勝の貫禄勝ちを収めました。このほか、２位・東北福祉大、秋田大に競り勝った３位・仙台大までの３チームが全日本インカレへ出場します。

 

関東は８月末に開幕し、９月末までの約１ヵ月間行なわれました。
男子は春に続いて、この秋も混戦に。その中で筑波大が春王者・明大などに競り勝ち、２シーズンぶりに関東王者に輝きました。筑波大をはじめ、２位・明大、３位・日大、４位・中大までが全日本インカレのシード権を獲得しました。
女子は東女体大が春に続いての全勝Ｖ。ライバルの筑波大との試合は前半中盤に主導権を握り、そのままリードを保ちました。このほか、筑波大、桐蔭横浜大、日体大が全日本インカレのシードへ。

 

新潟で開かれた北信越リーグでは、金沢大（男子）、富山国際大（女子）が全勝で王座を守りました。２位には男女ともに新潟大がランクイン。アベックでの全日本インカレ出場になります。

 

東海は10月２日に全日程が終了。大同大（男子）が春に続いて制覇しました。とくに最終戦の中部大戦は、前半で６点追いかける状態（８－14）から、後半に鮮やかな逆転勝利。９連勝と安定した強さを見せ、５回目の東海王者に。
女子は中京大が連覇を達成。大同大との直接対決を１点差で制しました。

 

16日に閉幕した関西は、男女ともに大体大が優勝しました。男子は春に引き分けた近大に白星を収め、最終日には関学大に競り勝ち７戦全勝。春は６位と低調な結果に終わった関西大は、３位にランクアップし、全日本インカレの出場権を獲得しました。
女子では３年連続学生女王の大体大が９シーズン連続の優勝。９試合で総得失点差がプラス222という数字が、その突出した強さを物語っています。
※関西リーグの入れ替え戦は10月22日に開催予定

 

この秋、もっとも白熱したと言って過言ではない中四国の男子。高松大、環太平洋大が直接対決で引き分けに終わり、ともに４勝１分で並びました。総得失点差もプラス48で決着つかず、総得点での勝負になり、高松大が152得点、環太平洋大が151得点。この結果、高松大が王座を奪還し、全日本インカレ出場を決めました。２位の環太平洋大はまさに“１点に泣き”リーグ制覇と全日本インカレ出場を逃す結果となりました。
女子では環太平洋大が盤石の戦いぶりで14季連続16回目の優勝を収めました。

 

８月末に熊本で１部から４部までいっせいに開催された九州リーグは、男女ともに福岡大が全勝優勝。どの試合も10点差以上つけての圧勝でした。
２位に入った名桜大（男子）、琉球大（女子）が徳島行きを決めました。

 

各地区秋季リーグでの優勝チームは以下のとおりです。

 

【男子優勝チーム】
北海道：函館大　２シーズン連続69回目
東北：東北福祉大　２シーズン連続21回目
関東：筑波大　２シーズンぶり20回目
北信越：金沢大　２シーズン連続31回目
東海：大同大　２シーズン連続５回目
関西：大体大　２シーズン連続74回目
中四国：高松大　３シーズンぶり23回目
九州：福岡大　32シーズン連続47回目

 

【女子優勝チーム】
北海道：札幌国際大　４シーズン連続５回目
東北：富士大　６シーズン連続16回目
関東：東女体大　３シーズン連続38回目
北信越：富山国際大　２シーズン連続17回目
東海：中京大　２シーズン連続45回目
関西：大体大　９シーズン連続32回目
中四国：環太平洋大　14シーズン連続16回目
九州：福岡大　４シーズン24回目

 

 

この秋の結果で、全日本インカレに出場する男女32チームが決定しました（出場チームの一覧はこちらから）。

 

 

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