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アジア女子選手権7日目結果 日本が6点差をはね返し決勝進出


韓国で開催中の第16回アジア女子選手権は、大会7日目(20日)に準決勝が行なわれ、中国と対戦した日本は、後半途中に6点差をつけられましたが、横嶋らの活躍で27−26と逆転勝利。2大会連続で決勝進出するとともに、12大会連続の世界選手権出場を決めました。

逆転勝利を呼び込んだ横嶋(撮影:久保弘毅)

逆転勝利を呼び込んだ横嶋(撮影:久保弘毅)

 

3戦全勝で1次リーグB組を首位通過した日本は、準決勝でA組2位の中国と激突。試合は中国のロングシュートを止められずなかなかペースをつかめない中でも、7人攻撃などで得点を重ね、12−12の同点で前半を折り返します。

 

しかし、日本は後半立ち上がりに6連続失点をあびて16分16−22と、この試合最大となる6点差をつけられました。
ここから吹っ切れた日本が反撃に転じます。横嶋の強引な突破などで相手の退場を誘い、獲得した7mTを大山がきっちり決めて差を詰めていき23分23−24と1点差に。がぜん追い上げムードの日本は、26分に大山の7mTが決まり24−24とついに同点に追いつきます。ここから両チーム決定打を欠きますが、試合終了まで残り1分を切ったところで横嶋がミドルシュートを突き刺し27−26と逆転に成功します。タイムアウトを使い同点を狙った直後の中国のOFを守り切り、そのまま試合終了。14分間で6点差をひっくり返した日本が劇的勝利を収めました。

これで日本は前回大会に続いて決勝進出。銀メダル以上を確定させ、さらに今年12月にドイツで開かれる世界女子選手権への出場権を獲得しました。

 

もう1つの準決勝は、地元・韓国がカザフスタンを41−20と圧倒しました。

この結果、22日に行なわれる決勝戦は日本−韓国となりました。スローオフは16:30(日本時間)です。

 

【20日の試合結果】

▽準決勝
韓国 41−20 カザフスタン
日本 27(12-12, 15-14)26 中国
〈得点者〉
8点:大山、5点:河田、4点:横嶋、2点:勝連、角南(唯)、角南(果)、1点:藤田、池原、塩田、永田(し)

▽5−8位決定戦
ベトナム 30−24 香港
ウズベキスタン 29−28 イラン