モンペリエが15年ぶりに王座奪還!
5月26、27日に開催されたEHF男子チャンピオンズリーグ・ファイナル4は、準決勝でPSGハンドボールとのフランス勢対決を制したHBCナントと、2連覇を狙ったHCヴァルダル(マケドニア)を下したモンペリエ(フランス)が決勝の舞台に立ちました。
初のフランス勢同士の対決になった決勝は、序盤はナントが優位に立ちますが、前半12分7-7から3連取で勢いに乗ったモンペリエが優位を保ち続けます。ナントはハンセンらの得点で同点に追いつくものの、逆転には至らず、追いかける展開が続きます。勝負を分けたのは後半20分24-24から、モンペリエがリシャーソン、シモーネらの5連続得点で一気に抜け出すと、そのまま相手の追撃を振り切り32-27で優勝を手にしました。
モンペリエは2003年以来となる15年ぶりに大会を制覇しました。最優秀選手には優勝したモンペリエから、センターバックに入り、決勝では6得点に加え、華麗なアシストも光ったシモーネ(アルゼンチン、28才)が選ばれました。
試合結果
準決勝
ナント 32-28 PSGハンドボール
モンペリエ 28-27 ヴァルダル
3位決定戦
PSGハンドボール 29-28 ヴァルダル
決勝戦
モンペリエ 32(16-13、16-14)27 ナント