【JHL】プレーオフ進出チーム出揃う 日本選手権優勝のソニーは出場逃す
第43回日本リーグは3月2、3日の第20週を終え、プレーオフに進出する男女8チームが決定しました。男子は王者・大崎電気のほか、日本選手権で初優勝を飾った豊田合成、トヨタ車体、大同特殊鋼の4チーム。女子は4連覇中の北國銀行、オムロン、広島メイプルレッズ、三重バイオレットアイリスが4位以内を決めています。
プレーオフには男女ともにレギュラーシーズンの上位4チームが進み、ステップラダー方式で優勝が争われ、今回は3月15日から17日に東京・駒沢体育館で行なわれます。
男女ともに最終週(第21週)を残した状況で1位と4位が決まり、残りの2チームが2位を争う状況に。
男子は大崎が合成との直接対決(第20週)で競り勝ち、これで両チームの勝点差が5に開いたため、大崎のレギュラーシーズン1位通過が決まりました。また、大同はひと足早くレギュラーシーズンを終え、4位が確定しています。合成、車体は勝点35で並び、対戦間の得失点差で合成が2位になっていますが、ともに第21週(最終週)に試合を残しており、結果次第で順位が入れ替わる可能性も。
女子は唯一無敗の北國(22勝1分)が早々に1位通過を決め、続いてオムロンが2シーズンぶりにプレーオフの出場権を手にしました。第20週には広島、三重がともに勝利し、5位のソニーセミコンダクタマニュファクチャリングが敗れたため、両チームの4位以内が決定。広島(勝点30)は現在3位ですが、2位・オムロン(勝点31)との勝点差は1。2位浮上の可能性を残しています。同じく1試合を残す三重(勝点28)は最終週の結果次第では広島と勝点で並びますが、直接対決で1勝2敗と負け越しているため、4位が確定しました。
昨年末の第70日本選手権で優勝を飾ったソニーでしたが、その後はなかなか勝点を伸ばせず、1試合を残した状態で5位が決定しました。
プレーオフは前回大会からステップラダー方式が採用され、初日にレギュラーシーズン3位チームと4位チームが対戦し、勝者が翌日に2位チームと準決勝を戦います。最終日の決勝戦は1位チームと準決勝の勝者チームが戦う方式になります。3位、4位チームは優勝のため3試合を戦う必要があるのに対して2位チームは2試合、1位チームは1試合と、体力面に大きな差があり、レギュラーシーズンの順位がより重要になります。男女ともに2位通過と3位通過は大きな違いがあるため、最終週(3月9、10日)の順位争いにも注目が集まります。
【男子順位】(第20週終了時点)
1:大崎電気 勝点40
2:豊田合成 35
3:トヨタ車体 35
4:大同特殊鋼 34(レギュラーシーズン終了)
5:トヨタ紡織九州 21
6:湧永製薬 16
7:トヨタ自動車東日本 15
8:北陸電力 8
9:琉球コラソン 4
【女子順位】(第20週終了時)
1:北國銀行 勝点45
2:オムロン 31
3:広島メイプルレッズ 30
4:三重バイオレットアイリス 28
5:ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング 25
6:飛騨高山ブラックブルズ岐阜 20
7:HC名古屋 17
8:大阪ラヴィッツ 7
9:プレステージ・インターナショナル アランマーレ 5(レギュラーシーズン終了)