【Bグループ】フランスとデンマークが最終節で1枠を争うことに
◆韓国 34(18−10、16−7)17 オーストラリア
オーストラリアが健闘した試合。ファラーが右サイドから仕留め、ボイドとポトツキのクロスが決まるなど、前半はいい形で得点を重ねた。15分からはポトツキ、クーパーにGKハボットの直接ゴールで3連取。6−9と韓国に迫った。韓国は李美京が後半だけで5得点。Player of the matchの柳殷僖は、得点以上にポストへのアシストが光った。韓国はこれでメインラウンド行きが決まった。
◆フランス 27(14−12、13−13)25 ドイツ
フランスが後半12分からの4連取で23−18と、この日最大の5点差をつける。しかしドイツもボルクのクロスやステップで追い上げ、22分に1点差まで詰め寄った。最後の7分間は、互いに取られたら取り返す展開。残り1分を切ってから、フランスのピノーが自分でリバウンドを拾って押し込み、ドイツの息の根を止めた。フランスはこれでメインランド進出に望みをつなげ、ドイツは敗れたものの、フランス−デンマーク戦の結果に関わらず、直接対決での対戦成績によって3位以内が確定した。
◆デンマーク 24(11−9、13−9)18 ブラジル
両者生き残りをかけた一戦。この日も好調のGKトフトに助けられながら、ハンセン、グリゲルらの得点で11−9と前半を折り返したデンマークは、これまで同様シュート精度に難があり、後半20分にはデ・パウラに3連取されて16−16とブラジルに追いつかれる。しかし、逆転へのプレッシャーか、ここからセットOFの局面でことごとくミスが出たブラジルを尻目に速攻などで加点し、24−18とデンマークが抜け出し、最終戦のフランスとの直接対決へとつなげた。