【Bグループ】タフなゲームを勝ち切ったデンマークがメインラウンドへ
◆ブラジル 31(15−5、16−4)9 オーストラリア
ブラジルはヴィエイラの2次速攻での得点を皮切りに4連取。試合の主導権を握った。後半はポストのメニンの3連続得点など、速いパス回しでオーストラリアを翻弄。守ってもナシメントがトップDFで、相手の攻撃を封じた。GKモレスキは阻止率64%。オーストラリアはエースのポトツキ以外の得点が伸びず、5戦全敗に終わった。
◆ドイツ 27(15−14、12−13)27 韓国
Bグループの首位攻防戦は、ドイツが15分で12−6まで差を広げたが、韓国は李美京を入れてから6連取で12−12の同点に追いつく。後半は10分19−19から柳殷僖の3連取で韓国がリードを奪い、24分には柳殷僖がアウトを割って4点差をつけた。しかしドイツは残り5分で4連取。ヴァイゲルの速攻でドローに持ち込んだ。
◆デンマーク 20(9−7、11−11)18 フランス
3位入りをかけた今節屈指のカードは、お互いにタイトなDFで守り合う展開に。ともにここまでセットOFで思うように点が取れずに苦しんできたが、この試合もそれは同様。ともに堅いDFを崩しきれず、なかなかきれいな形で攻め切れない。それでもフランスはノカンディ、セルシャン・ウゴランらの個人技で無理やりシュートまで持ち込む。しかし、そこにGKトフトが立ちはだかった。この試合、じつに47%という高確率でフランスのシュートを次々ストップ。流れを引き寄せると、後半終盤にハンセンが連続でロングシュートを決めて2点差でデンマークが逃げ切った。前回女王はまさかの1次リーグ敗退となった。