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【メインラウンド1組】セルビアがドイツを撃破!


◆セルビア29(19−17、10−11)28ドイツ

クヴィイッチらのポスト陣にボールを集める得意の攻撃パターンで、開始直後から快調にゴールネットを揺らすセルビアに対して、ドイツはミネフスカヤの7mTや左腕サイド・ベルガーの速攻などで得点を重ねた。要所でGKの好セーブも出て、引き締まった試合に。意地のぶつかり合いは最後まで続き、残り1分を切り28−28。直後のドイツの攻撃を守ったセルビアは、残り22秒でタイムアウトを使い、キャプテン・ラブコの突破で7mTを獲得した。これをリシュチェヴィッチが冷静に沈め、熱戦に終止符を打った。セルビアはメインラウンド2連勝で上位陣を猛追。

世界でも屈指のパワーとテクニックを持つセルビアのクヴィイッチ。この試合も両チーム最多の7得点を記録

世界でも屈指のパワーとテクニックを持つセルビアのクヴィイッチ。この試合も両チーム最多の7得点を記録

 

◆デンマーク27(14−9、13−15)24オランダ

負けると準決勝進出の可能性が消滅する、崖っぷちのデンマークが底力を発揮。前半12分、S・ヨーゲンセンのシュートを皮切りに5連続得点で主導権を握った。後半、OFでもたつく間に連取を許し、22分、21−20とオランダに迫られるが、ビドストルプのステップシュート、ペーターセンの速攻で突き放した。安定感のあるGKトフトはこの日も45%のセーブ率を残し、今大会4度目のPlayer of the Matchに選ばれた。連敗は避けたかったオランダは終盤にドゥルファーをトップに据えた5:1DFで勝点2を狙ったが、実らず。

 

◆ノルウェー36(20−10、16−15)25韓国

調子を上げるノルウェーが前半だけで10点差をつけて快勝を収めた。相手のポストをうまく守り、ボールを奪ったらオフテダルが鋭く切り込んで韓国DFを崩し、ルーケ、ブラツェットのポスト陣も着実にシュートを沈めた。劣勢の韓国は7人攻撃や5:1DFで反撃。後半17分までに点差を5つ詰めて逆転のチャンスをうかがったが、ギアを上げたノルウェーに離されて23分、21−31と再び10点差をつけられた。これで韓国は3位以下が決定し、準決勝進出を逃した。