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第19回アジア男子選手権結果 日本は3位で世界切符獲得!


クウェートで現地時間1月16日から開催されていた第19回アジア男子選手権が27日、大会最終日を迎え、3位決定戦(日本-バーレーン)、決勝(韓国-カタール)が行なわれました。

3位で大会を終えた日本男子代表・彗星ジャパン(写真はUAE戦後)

3位で大会を終えた日本男子代表・彗星ジャパン(写真はUAE戦後)

 

 

準決勝で延長の末、敗れた日本は、メインラウンドで勝利(25-23)したバーレーンと再び顔を合わせました。

序盤は相手の鋭い突破に手を焼き、12分4-8とリードを許しますが、元木のミドル、サイドシュートなどで追い上げると、残り2分を切り、14-14と試合を振り出しに戻します。

後半に入ると、審判の判定にフラストレーションを溜めるバーレーンのスキをついて日本が流れをつかみます。11分、相手のOFミスからボールを拾い、成田が強引に持ち込んで7mTを獲得し、退場を誘います。これを徳田(新)が沈め18-17としました。このあとは運動量豊富なDFで相手のOFを封じると、少ないチャンスをものにしていき、21分24-20と4点差にします。残り5分を切り、退場者を出しましたが、ピンチの場面で吉野が大胆なスティールから速攻を決めるなど、リードを保ち、27-26で試合終了。メインラウンドに続いて、東京オリンピック代表のバーレーンを下して3位で大会を終えました。

このあと行なわれた決勝は、カタールが後半に韓国を突き放して33-21で大会4連覇を達成しました。

閉会式では今大会の個人表彰が発表され、日本からはキャプテンの土井がベスト7、センターの東江がベストプレーヤー(大会MVP)に選ばれました。

また、今大会は来年の世界選手権(エジプト)の予選を兼ねており、カタール、韓国、日本、バーレーンの4ヵ国が出場権を得ました。

 

【アジア男子選手権結果】
・準決勝
韓国 34(16-19, 13-10, 2-2, 3-1)32 日本
カタール 28-24 バーレーン

・3位決定戦
日本 27(14-15, 13-11)26 バーレーン
日本得点者
7点:徳田(新)、4点:元木、吉野、3点:柴山、2点:土井、玉川、吉田、1点:杉岡、部井久、渡部

・決勝
カタール 33-21 韓国

・最終順位
優勝:カタール
2:韓国
3:日本
4:バーレーン
5:UAE
6:イラン
7:サウジアラビア
8:クウェート
9:イラク
10:香港
11:中国
12:オーストラリア
13:ニュージーランド

 

・日本戦結果

《1次リーグ》
1月17日 日本 39(17-9、22-7)16 中国
日本得点者
9点:杉岡、6点:徳田(新)、4点:吉野、3点:部井久・渡部・土井・吉田、2点:柴山・玉川、1点:岩下・元木・東江・小澤

1月18日 カタール 36(16-17、20-11)18 日本
日本得点者
5点:徳田(新)・東江、4点:成田、3点:部井久・吉野、2点:北詰・渡部・土井、1点:杉岡・玉川

《メインラウンド》
1月20日 日本 30(16-10、14-12)22 サウジアラビア
日本得点者
8点:土井、6点:吉野、3点:渡部・元木、2点:笠原・東江、1点:柴山・杉岡・部井久・成田・徳田(新)・玉川

1月21日 日本 24(10-11、14-12) バーレーン
日本得点者
8点:東江、6点:吉野、3点:徳田(新)、2点:部井久・元木、1点:北詰・渡部・土井

1月23日 日本 31(18-13、13-6) UAE
日本得点者
5点:元木、4点:東江、3点:部井久・成田・徳田(新)・土井、2点:北詰・吉野・徳田(廉)、1点:杉岡・笠原・渡部・玉川

《準決勝》
韓国 34(16-19、13-10、2-2、3-1)32 日本
日本得点者
6点:渡部、5点:吉野、4点:土井・元木・東江、3点:徳田(新)、2点:笠原・部井久、1点:成田・玉川