おりひめジャパン監督は契約更新で調整中
日本ハンドボール協会は、1年後に延期となった「2020東京オリンピック・パラリンピック」に向け、現体制のまま1年後をめざしていく方針を打ち出しています。
5月16日の常務理事会(オンライン会議)でも、その方針に変わりがないことが確認されました。
日本女子代表・おりひめジャパンのウルリク・キルケリー監督(デンマーク)は、東京オリンピックが開催される予定だった今夏8月で契約満了、すでに9月からの新シーズンはデンマーク女子リーグの強豪オーデンセで指揮を執ることも発表されていますが、日本ハンドボール協会は契約を更新し、キルケリー監督がオーデンセとの兼任で引き続き女子代表の指揮をとる形で、キルケリー監督、オーデンセ双方との調整、交渉を進めています。
日本とヨーロッパで監督を兼任するのは簡単ではありませんが、じつは就任当初もオーデンセのコーチと兼任していただけに、そうした「慣れ」はありそう。また、キルケリー監督は現代表メンバーからの信頼も厚いだけに、東京オリンピックに向けて、彼の「残留」が決まれば、おりひめジャパンにとってもいいニュースとなることでしょう。