【JHL】北陸電力戦5試合が延期に
来週末から開幕を迎える第45回日本ハンドボーリーグ(JHL)ですが、男子について、北陸電力が絡むカードについて、開幕からの5試合(第3週まで)が延期されることがリーグ機構より発表されました。
リーグ機構はその理由について「北陸電力は、社会的インフラ事業者として電力の安定供給を使命とする企業であります。日本国内における新型コロナウイルス感染拡大状況に鑑み、ハンドボール部に所属する選手も社業に従事していることから業務継続に支障がないように総合的に判断した。(原文ママ)と発表しました。
リーグ機構の家永昌樹GMは「チームは第4週・9月19日のホーム戦では試合をしたいと会社側と話し合いをしているところ。こうした事態はほかのチームでもありえることで、例えば緊急事態宣言のように県をまたいでの移動に対して自粛要請が出れば難しくなるでしょう。そのため、リーグとしてはペナルティーなどを課すことはなく、できるだけ延期して、来年2月中までに消化できるように調整していきます」と、今後の対応について話しました。
日本の球技のトップリーグでは、野球、サッカーがすでにシーズンを開幕させていますが、室内ではバレーボールやバスケットボールなどよりも先にハンドボールのリーグがスタートするため、そういった意味でもさまざまな面での対応が注目を集めています。
今後も、前例がない中で、刻一刻と変わっていく状況に都度対応しながらシーズンを進めていくことが、リーグ機構には求められています。
【延期となった試合】
〈第1週〉
8月29日(土)大同特殊鋼戦(愛知・枇杷島スポーツセンター)
8月30日(日)ゴールデンウルヴス福岡戦(福井・北陸電力福井体育館フレア)
〈第2週〉
9月4日(金)トヨタ車体戦(福井・北陸電力福井体育館フレア)
〈第3週〉
9月12日(土)大崎電気戦(埼玉・和光市総合体育館)
9月13日(日)湧永製薬戦(東京・アリーナ立川立飛)