宮﨑大輔がアースフレンズ加入会見「地域密着のチームを感謝の気持ち忘れず作っていく」
バスケットボール・B2リーグのアースフレンズ東京Zを運営する株式会社GWCは6月6日、日本ハンドボールリーグ(JHL)参入をめざす男子ハンドボールチーム「アースフレンズ」の設立および、選手兼監督として契約した元・大崎電気の宮﨑大輔の加入記者会見を行ないました。
会見には代表取締役の山野勝行氏と宮﨑が出席。
山野代表取締役は会見冒頭で「7年前にベンチャー企業としてチームを立ち上げ、地域、パートナー企業、ファンのみなさんの支えでB2リーグでも売上はベスト10に入るようなチームになってきた。B1入を今後めざす中で、『第二創業期』と位置づけて、さまざまな施策を打っていく。ハンドボールチーム設立もその1つ。今年1月の世界選手権の盛り上がり。改めてハンドボールはおもしろいと感じた。そして、葦原一正さんのJHL代表理事就任、ホームタウンの大田区が東京オリンピックでハンドボール・ブラジル代表のホームタウンであること、アリーナコンテンツとしてさらに成長させるためにもう1つ別のスポーツチームを持つ相乗効果などが理由となった。そして、私が高校時代ハンドボールをしていたということもある」と話し、続いて宮﨑が選手兼監督就任の経緯について口を開きました。
「今年に入ってから、知人を介して山野代表を紹介してもらい、その時にハンドボールチームを設立するつもりということを知った。その後、日体大を卒業したあとに、肩がまだ治らないこともあって、(現役続行したくても)チームが決まらなかった。そこで山野代表から『いっしょにやらないか』と声をかけてもらった。正直、大変うれしく、気が引き締まる思いだった。地域密着のチームを、感謝の気持ちを忘れずに作っていきたい」
まだ肩の状態が上がらず、選手続行のつもりではいるものの、復帰がいつになるかはわからないという宮﨑は、当面はリハビリをしながらチーム作りを進めていくことになります。
「選手はまだ本当に宮﨑のみ」(山野代表)で、6月6日13時からトライアウト受付がホームページ上(https://eftokyo-z.jp/news/210606-01)で開始されています。
「僕とともにトップをめざしてがんばりましょう。全国からの応募を待っています」(宮﨑)
一次選考の募集は6月20日までとなっていますので、興味のある方はぜひご応募を。
最初のターゲットは、今秋から始まる予定のチャレンジディビジョン。「宮﨑監督」のデビューはそこになります。
JHL加盟については「まず具体的な費用などの調査をしっかり行なって、来シーズン(2022-23シーズン)からでも挑戦できるのであればもちろんしたいと思っている」と山野代表。
ジークスター東京に続いて、首都東京でスタートする新チーム。どんな選手が集まるのか、楽しみです。