【東京オリンピック】おひりめジャパン第1戦プレビュー 世界女王との重要な初戦
7月24日に初戦を迎える男子日本代表・彗星ジャパンに続いて、女子日本代表は25日にオランダと初戦を迎えます。
オランダ代表は2019年の熊本女子世界選手権で初めて国際大会優勝を果たしました。当時、大会MVPとなったE・ポルマンがメンバーから外れましたが、得点王のL・アビンやGKのT・ヴェスターら主軸は変わらず今大会に出場しています。
20日に行なわれたロシア・オリンピック委員会との親善試合では、終始高い攻撃力を見せて37-34と勝利しており、大会初戦に向けて勢いに乗っています。
日本にとって厳しい初戦になることが予想されますが、オランダとは17年の世界女子選手権で接戦を繰り広げています(延長の末24-26で敗戦)。
さらに、ウルリク・キルケリー監督が率いるオーデンセ(デンマーク)にアビン、ヴェスターらオランダ代表選手が数人所属しており、対策を立てやすいことも優位に働くはずです。
日本はこの初戦を勝利することができれば、1次リーグ突破に大きく近づきます。
そのために、相手の高い攻撃力を抑えることはもちろんですが、先日のフランスとの直前試合で見られたセットOFでの簡単なミスをどれだけ減らせるかがカギになります。
19年の世界女子選手権以降、久しぶりの大舞台に挑むおりひめジャパン。オランダ戦は7月25日9:00からスローオフです。