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【男子1次リーグ】ブラジル、バーレーンが待望の初勝利


◆ブラジル 25(14-7、11-16)23 アルゼンチン

ここまで3敗同士の対戦は、GKテルサリオールが好守を連発するとともにシルヴァらの強打がおもしろいように決まったブラジルリードで後半へ。過去3戦の粘りがないアルゼンチンは、後半6分、マルティネスが失格となって戦力的にも苦しくなり、10分には22-10としたブラジルが試合を決定づけた。しかし、ここから開き直って粘りを取り戻したアルゼンチンが、大量リードで緊張の糸が切れたブラジルを10連打で猛追。あわやのムードが漂いかけたが、ブラジルが辛くもリードを守り切って今大会初勝利をマークした。

 

◆バーレーン 32(16-17、16-13)30 日本

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【日本得点者】元木7点/吉野6点/部井久、土井、水町4点/徳田(新)、渡部2点/東江1点

 

 

◆フランス 36(18-12、18-19)31 スペイン

3試合を終えて全勝同士で、グループ首位のフランスと2位のスペインが激突した。どちらも堅実な守備が持ち味の1つだが、攻撃面でメム、レミリら個の力に勝るフランスが、序盤の接戦から徐々にリードを広げていく。要所でのGKジェラールの好守も後押しし、フランスが優位を固めた。後半もその流れは変わらず、前半の6点リードをしっかりと活かして逃げ切り、1位通過へ大きく前進した。

 

◆エジプト 27(13-9、14-13)22 スウェーデン

エジプトがGKヘンダウィの好セーブからAl・モハメド、サナドらで16分9-4と優位に立つと、以降は終始エジプトペースで試合が進む。後半20分17-23と一向に点差が縮まらないスウェーデンは、ペラスの速攻などで連取する場面もあったが、エジプトのセンター・エルデラーのゲームメイクからカットイン、ポスト、サイドとバリエーション豊富に切り崩してくるエジプトOFを最後まで防ぐことができなかった。

 

◆デンマーク 34(20−19、14−9)28 ポルトガル

ここまで3連勝中のデンマークが立ち上がりからペースに乗るが、徐々に足が動き、エンジンがかかってきたポルトガルも左腕フェラズらの得点で盛り返し、1点差(19−20)で前半を終えた。しかし、後半は地力に勝るデンマークが再びギアを上げ、サイドシュートやポストシュートを次々に沈めて17分27−21。そのまま逃げ切り4勝目を手にした。ポルトガルは要所でのシュートミスが響いて、1次リーグ突破を決められず。

 

◆ドイツ 28(14-11、17-12)23 ノルウェー

じっくりボールを回してシュートで終わる戦いに徹してノルウェーの速攻を封じるとともに、再三のファインセーブを見せたGKヴォルフや百発百中で7mTを沈めたゲンスハイマーらの活躍でドイツが序盤から先手を取った。ノルウェーもエース・サゴセンを軸に追い上げ、後半に入って4度、1点差に迫ったが、ドイツゴールを死守したヴォルフ、ビッターの両GKに再三シュートを阻まれたり、退場者を出して追いつけないまま。追い上げられても焦らず、最後まで戦術を徹底させて戦い抜いたドイツが2勝目を手にした。