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【JHL】オムロン・永田が今季限りでの引退を発表


長くオムロン、そして、日本女子代表を支え、昨年の東京オリンピックへの出場も果たした永田しおり(オムロン)が、1月12日に自身のSNSで2021-22シーズン限りでの引退を発表しました。

 

永田は、現在34歳のポストプレーヤー。福岡女商高からキャリアをスタートさせ、2006年に高卒でオムロンに加入しました。5年目のシーズンにDFでスターティングメンバ―に選ばれると、攻守に身体を張ったプレーで徐々に出場機会を増やし、チームに欠かせない存在になっていきました。

初の日本代表入りは2011年。黄慶泳監督(当時、元・オムロンヘッドコーチ、現・琉球コラソン監督)のもと、同年4月に開催された日韓定期戦で代表デビューを飾りました。その後、栗山雅倫監督体制(12~16年)、ウルリク・キルケリー監督体制(16~21年)と、長きにわたって代表の主軸として活躍。キルケリー監督体制では、DFの要として、副キャプテンとして、チームを支え、2021年には念願のオリンピック出場を果たしました。

永田は先日行なわれた日本選手権・女子の部でも、DFの中心として躍動

 

ここ数年、オムロンはプレーオフの舞台から遠ざかっていますが、チームの功労者である永田をプレーオフ優勝で送り出したいところ。本人も気合い充分で、引退報告ではこれまで支えてくれた多くの人への感謝をつづるとともに、残りの試合への抱負を次のようにコメントしています。

 

オムロンの次戦は、1月15日(土)にホーム熊本で行なわれる飛騨高山ブラックブルズ岐阜戦です。日本女子球界を引っ張ってきた名プレーヤーの勇姿をお見逃しなく。