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年間最優秀選手賞は合成・中村と北國・相澤に 第47回JHLレギュラーシーズン表彰


日本リーグ(JHL)は3月15日、第47回大会のレギュラーシーズン表彰を発表。年間最優秀選手賞には男子・中村匠(豊田合成)、女子・相澤菜月(北國銀行)が選ばれました。中村は初受賞で、相澤は2度目の受賞となります。

合成の守護神として安定した活躍を見せた中村は、チームのレギュラーシーズン1位に貢献。フィールドシュートのセーブ率は0.385と、リーグトップの記録を残してシュート阻止率賞に輝き、さらにベストセブンも受賞しました。

中村に加え、ベストセブンには大崎電気の松岡寛尚(CB)、合成のヨアン・バラスケス(LB)、ディエゴ・マルティン(PV)、大同特殊鋼のデネル・ヤーニマー(RB)、トヨタ車体の杉岡尚樹(LW)、ジークスター東京の柴山裕貴博(RW)が選ばれました。

最優秀新人賞は、リーグ2位となる140得点を記録した大同の右サイド河原脩人が受賞。ベストディフェンダー賞は、東京の玉川裕康が3度目の受賞となりました。

得点記録では、大崎の松岡が得点王、フィールド得点賞の2つのタイトルを手にし、琉球コラソンの仲程海渡が7mTを54本決めて見事にリーグ新記録を樹立しました。

上段左から合成・中村、大同・河原、東京・玉川、大崎・松岡、合成・バラスケス。下段左から大同・ヤーニマー、合成・マルティン、車体・杉岡、東京・柴山。

上段左から合成・中村、大同・河原、東京・玉川、大崎・松岡、合成・バラスケス。下段左から大同・ヤーニマー、合成・マルティン、車体・杉岡、東京・柴山。

 

 

女子の年間最優秀選手賞に選ばれた相澤は、昨シーズンに続いての受賞となりました。2シーズン目の今季は、周囲からのマークが厳しくなることは必至でしたが、それをはね返すようなプレーを見せ、シュート率賞と7mT得点賞を獲得しました。

ベストセブンには、レギュラーシーズン1位の北國から馬場敦子(GK)、中山佳穂(RB)、永田美香(PV)、吉留有紀(LW)の4選手が選ばれました。このほか、プレステージ・インターナショナル アランマーレを初のプレーオフに導いた横嶋彩(CB)、今シーズン限りでの引退を発表した三重バイオレットアイリスの原希美(LB)、日本代表としても活躍するソニーセミコンダクタマニュファクチャリングの服部沙紀(RW)がベストセブンに名を連ねました。

また、ソニーの金城ありさが最優秀新人賞、オムロンの福井亜由美がベストディフェンダー賞を受賞しています。

171点で4回目の得点王に輝いたアランマーレ・横嶋(彩)は、これで通算得点を921として、歴代3位に浮上しました。

上段左から北國・相澤、ソニー・金城、オムロン・福井、北國・馬場、アランマーレ・横嶋(彩)。下段左から三重・原、北國・中山、北國・永田、北國・吉留、ソニー・服部。

上段左から北國・相澤、ソニー・金城、オムロン・福井、北國・馬場、アランマーレ・横嶋(彩)。下段左から三重・原、北國・中山、北國・永田、北國・吉留、ソニー・服部。

 

 

個人表彰に加え、審判表彰も発表され、最優秀レフェリー賞には池渕智一、檜﨑潔ペア、優秀レフェリー賞には古川英樹、村田哲郎ペア、最優秀新人レフェリー賞には櫻井隆光、堀田侑佑ペアが選ばれました。

各賞の受賞選手、チームは以下の通りです。

 

【男子表彰】

・年間最優秀選手賞
中村匠(豊田合成) 初

・最優秀新人賞
河原脩人(大同特殊鋼)

・ベストディフェンダー賞
玉川裕康(ジークスター東京) 3回目

・ベストセブン
中村匠(豊田合成、GK) 2回目
松岡寛尚(大崎電気、CB) 初
ヨアン・バラスケス(豊田合成、LB) 初
デネル・ヤーニマー(大同特殊鋼、RB) 初
ディエゴ・マルティン(豊田合成、PV) 初
杉岡尚樹(トヨタ車体、LW) 3回目
柴山裕貴博(ジークスター東京、RW) 初

・得点王
松岡寛尚(大崎電気) 初 188点

・フィールド得点賞
松岡寛尚(大崎電気) 初 158点

・シュート率賞
杉岡尚樹(トヨタ車体) 初 0.840(105/125)

・7mT得点賞
☆仲程海渡(琉球コラソン) 初 54点

・シュート阻止率賞
中村匠(豊田合成) 初 0.385(252/654)

・7mT阻止率賞
岡本大亮(トヨタ車体) 3回目 0.500(21/42)

・フェアプレー賞
ゴールデンウルヴス福岡 4回目 3.409点/試合

※☆=リーグ新記録

 

【女子表彰】

・年間最優秀選手賞
相澤菜月(北國銀行) 2回目

・最優秀新人賞
金城ありさ(ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング)

・ベストディフェンダー賞
福井亜由美(オムロン) 初

・ベストセブン
馬場敦子(北國銀行、GK) 2回目
横嶋彩(プレステージ・インターナショナル アランマーレ、CB) 6回目
原希美(三重バイオレット、LB) 初
中山佳穂(北國銀行、RB) 2回目
永田美香(北國銀行、PV) 3回目
吉留有紀(北國銀行、LW) 初
服部沙紀(ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング、RW) 2回目

・得点王
横嶋彩(プレステージ・インターナショナル アランマーレ) 4回目 171点

・フィールド得点賞
横嶋彩(プレステージ・インターナショナル アランマーレ) 初 114点

・シュート率賞
相澤菜月(北國銀行) 初 0.646(84/130)

・7mT得点賞
横嶋彩(プレステージ・インターナショナル アランマーレ) 4回目 57点
相澤菜月(北國銀行) 2回目 57点

・シュート阻止率賞
馬場敦子 (北國銀行) 3回目 0.496(279/563)

・7mT阻止率賞
鈴木梨美(プレステージ・インターナショナル アランマーレ) 初 0.409(9/22)

・フェアプレー賞
ザ・テラスホテルズ 初 3.800点/試合

 

【レフェリー表彰】

・最優秀レフェリー賞
池渕智一、檜﨑潔ペア

・優秀レフェリー賞
古川英樹、村田哲郎ペア

・最優秀新人レフェリー賞
櫻井隆光、堀田侑佑ペア