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【彗星ジャパン】初戦を白星で飾る〈パリ・オリンピックアジア男子予選〉


2024年のパリ・オリンピック出場権をかけた男子のアジア予選が10月18日にカタールの首都ドーハで開幕しました。

日本は1次リーグでイラン、バーレーン、クウェート、カザフスタンと同組に入り、18日の初戦はイランと対戦。

OFは左サイドに杉岡尚樹(トヨタ車体)、左バックに部井久アダム勇樹(ジークスター東京)、センターバックに安平光佑(ヴァルダル/北マケドニア)、右バックに渡部仁(車体)、右サイドに元木博紀(東京)、ポストに吉田守一(ダンケルク/フランス)が入り、DFはGKに中村匠(豊田合成)、左から杉岡、吉田、部井久、笠原謙哉(ハルズール/アイスランド)、渡部、元木と並ぶ陣容でスタートします。

安平、吉田、ベンチスタートの徳田廉之介(ザブジェ/ポーランド)はカタール入りしてからの合流ということもあり、序盤、とくにOF面で連携ミスがめだつ場面がありましたが、DFは安定感があり、9分から杉岡、部井久、元木、安平で5連取して7-3としてからは終始リードを保つ展開に。

先発すると、鋭い突破と冷静な配球や7mTでチーム最多の6得点をあげた安平

先発すると、鋭い突破と冷静な配球や7mTでチーム最多の6得点をあげた安平(©JHA/Yukihito TAGUCHI)

 

イラン側もOFは時折高い個人技は見せるものの、連動性に欠けていました。前半中盤からはGK中村の好セーブもあって、あまり怖さは感じられず。

日本も、中東や東ヨーロッパによくいる横幅の大きなイランGKのサイズ感に戸惑ったのか、シュートを当てる場面が散見されましたが、それがあっても詰められたのは3点差まで。

ベンチ入りした全員を入れ替えながら出場させて、25-20で勝利と、まずまずのスタートを切りました。

次戦は、東京オリンピック(2021年)、この10月のアジア大会準決勝と敗れているバーレーンが相手です。

初戦を白星で終えた日本男子代表・彗星ジャパン

初戦を白星で終えた日本男子代表・彗星ジャパン(©JHA/Yukihito TAGUCHI)

 

連戦となり、今日19日の17時(日本時間23時)からスローオフ。ここで勝てば1次リーグ突破に大きく近づきます。

〈1次リーグ初戦結果〉
日本 25(14-8、11-12)20 イラン
・日本得点者
6点:安平、4点:部井久・吉野樹(車体)、3点:渡部、2点:蔦谷大雅(東京)・元木、1点:徳田廉・杉岡・吉田・泉本心(中大)

 

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