北國・相澤、中山が来季から海外挑戦へ
日本リーグ女子・北國銀行は4月22日、センター相澤菜月と右バック中山佳穂の2選手の海外移籍を発表しました。
相澤は卓越したテクニックと鋭い突破を、中山はしなりの効いた腕の振りから放つ強烈なシュートを武器に、北國加入後すぐに主力に定着して数々のタイトルを手にしてきました。大体大の恩師・楠本繁生監督が率いた日本女子代表・おりひめジャパンでも中心選手として国際大会に出場。昨秋のアジア大会(中国)では日本史上初の金メダルに輝きました。
今季終了後に、相澤はドイツのチューリンガー、中山は同じくドイツのツヴィッカウへと移籍します。チューリンガーには現在、元・日本代表の田邉夕貴(北國OG)が所属し、ツヴィッカウにはノルウェーで指導者の道を歩む内林絵美さんが、2008-09シーズンから4シーズンプレーと、いずれも日本人選手と縁の深いチームです。
日本リーグ・レギュラーシーズンの残り6試合を経て挑む5月末のプレーオフで、チームを新記録となるリーグ10連覇に導けるかに注目が集まります。