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茨城県常総市の被害状況につきまして


関東・東北での記録的な豪雨で鬼怒川が決壊し、茨城県常総市に甚大な被害をもたらしました。この地域は、ハンドボールが盛んなエリアでもありますので、編集部が知り得た情報をお伝えします。

茨城県教育庁総務課によると、17日現在、浸水の被害を受け、休校している小中学校は8校で、
▽水海道小学校
▽大生小学校
▽五箇小学校
▽三妻小学校
▽玉小学校
▽水海道中学校
▽鬼怒中学校
▽石下中学校
です。

同じく17日現在、休校となっている高校は4校で、常総市の
▽水海道第一高校
▽水海道第二高校
▽石下紫峰高校
結城市の
▽鬼怒商業高校
です。

小、中、高校とも18日以降の予定は決まっていないということですが、学校関係者によりますと、高校では水海道第一、水海道第二とも18日も休校です。

同県のハンドボール関係者からの情報を、一部お伝えします。

水海道二高は、2m浸水、1階が水につかりました。まだ水が引いていないため、学校には入れず、詳しい被害状況は不明ですが、人的被害はありませんでした。ハンドボール部の荷物は浸水前にすべて2階に上げたため被害は免れているだろう、とのことです。

水海道一高は、HPに「生徒の皆さんへ」と題して、17日付けで、次の文書を掲載しています。水道の復旧が見込まれない場合、休校は続くとのことです。

(水海道第一の)生徒のみなさんへ
常総地域の豪雨により甚大な被害が生じています。守谷・水海道間のバスの運行も開始し、少しずつではありますが復興の歩みが始まりました。しか し、依然として常総市内は断水が続き、800名を超える生徒が長時間学校生活ができる状況ではありません。また、水がないため本格的な清掃もできないため ホコリがひどい上に歩道にはゴミが山積され、自転車で安全に登校できる状況ではありません。
現在、学校の再開に向けて鋭意準備をしています。生徒の皆さんも一日も早く登校したいという思いは充分理解しています(後略)。

※また別途、水海道第一高校の武井一郎校長先生が生徒にあてた文書(PDFファイル)を掲載しておきます。