劇的な2連勝でヴァルダルが初制覇!
6月3、4日に開催されたEHF男子チャンピオンズリーグ・ファイナル4は、準決勝でFCバルセロナ(スペイン)を破ったヴァルダル(マケドニア)と、ベスプレム(ハンガリー)を下したPSGハンドボール(フランス)がともに初めて決勝の舞台に立ちました。
2つの準決勝同様にもつれた決勝は、後半残り8秒23-22とヴァルダルがリードしたところで、PSGのナルシス(フランス)がミドルシュートを決めて23-23の同点に。延長かと思われましたが、ヴァルダルは最後の攻撃で右サイドのチュピッチ(クロアチア)が決勝ゴールをねじ込み、勝利をもぎ取りました。準決勝のFCバルセロナ戦でも終了間際に勝ち越しゴールを決めており、ヴァルダルにとっては神がかった2試合となりました。
ヴァルダルは大会初制覇。最優秀選手には素晴らしいセービングを何度も見せ、チームを救ったGKステルビク(スペイン、37才)が選ばれました。
試合結果
準決勝
PSGハンドボール 27-26 ベスプレム
ヴァルダル 26-25 FCバルセロナ
3位決定戦
ベスプレム 34-30 FCバルセロナ
決勝戦
ヴァルダル 24-23 PSGハンドボール