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「7人攻撃」用ヴェスト


ななにんこうげきようゔぇすと

僅差で劣勢のチームが試合終了時間寸前に仕掛ける全員攻撃の際“7人目のCP”が着用する。ゴールは無人となる。80年代までは、攻撃力のあるGKの参加が多く、フリースローからの強打などで得点も珍しくなかった。90年2月の第12回世界男子選手権(チェコスロバキア=当時)で、スペインがGKの代わりに7人目のCPをコートに送り出し、ほかのCPのユニフォームと異なる色の背番号部分が切り抜かれたヴェスト(vest)を着けていた。これが違法とされず、またたく間に各国が採り入れ、国内では90年5月東京での第3回ジャパンカップ・スウェーデン-日本戦でスウェーデンが初めて見せた。現在は各チーム「特別のヴェスト」を備えて試合に臨むようになっている。