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ビーチハンドボール


びーちはんどぼーる

1990年代前半、イタリアのティレニア海沿岸で若者たちの遊びから考案され、92年7月組織化された新種目。レジャー性が強く急激に愛好者を増やした。1チーム4人、コートは27m×12m、ボールはゴム製、得点も攻撃手段で異なり、2セット(各10分)別々に優劣を決め、1対1の場合は特別ルール(ワン・アゲインスト・ゴールキーパー)で決着させる。1993年イタリアで初の国際大会が開かれるなど急速に普及、国際ハンドボール連盟は世界選手権(男女)の2年おき開催を定着させたほか2013年からワールドゲームズの正式競技となった。アジア、ヨーロッパ、全米、アフリカの大陸選手権もすでに行なわれ、ビーチ専門の競技者も増えてきた。各国では海浜にこだわらず「砂場でのハンド」としても盛んになりつつある。国際オリンピック委員会は2018年の第3回夏季ユースオリンピック(アルゼンチン・ブエノスアイレス)からハンドボールはビーチ種目で行なうことをすでに決めている。国内は千葉県協会が推進役となり、全日本選手権も99年から行なわれている。