ヒョーグベルグ
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ひょーべるぐ
パウル・ヒョーグベルグ。国際ハンドボール連盟の第3代会長。1936年のベルリンオリンピックにスウェーデン体操チーム(デモンストレーション)の一員として参加、同国陸上競技界でも活躍。その後、スポーツ技術史の研究家となり、50年から国際ハンドボール連盟に関与。71年から84年まで会長をつとめ、薄れゆくアマチュアリズムと新たなコマーシャリズムへの革新期を支えたほか、いわゆる「2つの中国問題」、モスクワ、ロサンゼルス両オリンピックのボイコット問題など国際政治に揺さぶられながら、沈着なリーダーシップを発揮した。98年87才で他界。