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放棄試合


ほうきじあい

一方のチームが規定の試合時間終了を待たず途中で競技を中止したり、前半または後半の開始に応ぜず競技場に姿を現わさなかった場合「試合を放棄した」「対戦を拒否した」とみなされる。理由を問わずアンフェアな行動だが、引き金になるのはレフェリーの判定への不満、観客の乱暴な行為や行動、施設の不備(自チームへの不利な条件)、競技進行の警備上の不安などが多い。政治的、宗教的、民族的理由や、自国政府の指令、財政難といったケースもある。
対戦記録は1-0、2-0、5-0、7-0、10-0、12-0、14-0など共通の規定はない。競技規則上の違反とは異なり、一方的な理由で放棄するため、課せられる処分は資格停止、出場停止、罰金、開催経費の負担など極めて重くなる。アジアの大会では帰途の空路事情で最終試合を放棄するケースもある。